いい肉の日に書くブログ

『どうも!
徳島の劇団まんまるです!』
ってフレーズをどこかでみたような….なんて事をふと思い出しまして。

いつだったかのKOCHI演劇祭に劇団まんまるが「吃音ヒーロー」を持って行った時のだったような(気がする)。

そのあと地元徳島の文化の森で、徳島版「吃音ヒーロー」の大道具を任されたのが劇団まんまるとの出会いだったと記憶しています。

高知版とは会場の大きさも舞台装置のアプローチも全く違う作品でしたが、どちらの公演もまんまるらしい、素敵な作品であったなと思います。

徳島版はいま思えば自分自身、相当に粗削りな、でも挑戦的な舞台装置が組めたと思います。ほんまに粗かったけど。
でも舞台装置を最高に活用した演出家さんには驚かされてしまいました。こんなふうに使ってくれるんだ!すげー!!ってね。

もちろん課題もいっぱい生まれたけどとても良い思い出の作品になりました。
今でもフジファブリックの「若者のすべて」を聞くとあの暑すぎる田宮の稽古場を思い出してしまいます。
(余談ですがきのこ帝国の「桜が咲く前に」も大切な徳島ソングです)

さて、そこで客演で来ていた大男がのちの劇団UZの座長の上松知史氏なのですが、この時自分は特に会話をした記憶も無く、ただただ舞台装置が壊れないかの心配をしていた気がします。

時は流れて数年後。
ちょうど自身が四国一周放浪旅をしていたタイミングで、例の大男から「話があるから松山に来い」(超要約)と連絡があり、シアターねこに立ち寄ったのが今日に繋がって行くのでした。

彼はどうやら自分の劇団を立ち上げるつもりらしく、大道具の手伝いをしてくれないかと言うではありませんか。

「….期待に添えれるものができるかわかりませんが、せっかくお誘い頂いたのならば出来る限りはやらせてもらいます….」

絞り出すようにそう言うのが精一杯でした。

「演出の伊豆野眸(イズノヒトミ)と言う男を向かわせる。話はそこからだ」(超超要約)

あいテレビ本社の裏にある、民家を乗っ取った稽古場(あながち間違いでは無い)に向かう道中、
「….イズノヒトミ….、どんな人なのだろう….きっと気難しい、躊躇なくガラスの灰皿を投げつけてくるようなタイプの人間に違いない….生きて岡山に帰れるだろうか…..もっと嫁と娘に優しく生きていたならばこんな目に遭う事もなかったのかも」

十三階段を登る気持ちで出会った伊豆野氏の一言に衝撃を受ける!

「ああ〜お疲れ様さまで〜す!いやぁ暑いでしょ!
どうすか?アイス食べませんか〜??」

びっくらこいた。ひっくり返った。

目の前に現れたのは自分の想像の三回転向こうの丸眼鏡のおじさん。
えっえっ?あなたが伊豆野さん??
あのサフランの子どもたちの作家の?

衝撃。まさかの衝撃。

そうして劇団UZとの関わりが始まりました。
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をご覧いただけたなら説明は必要無いでしょう。

え?

見てない?

なにやってんですか!

でもね。

そんなあなたのために。

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