映画、音楽、小説、漫画、写真。
建築、彫刻、陶芸、絵画、料理。
踊りなどの身体表現。
ファッション、インスタレーション。
芸術、アートと呼ばれるもの全般。
そして演劇。
人の持つ感性から生まれて、
作り上げられたものを心豊かに楽しむ。
そんな時間が徳島にも四国にも、
他の地方にももっと広がればいいなと思っています。
こんにちは安藤です。
学校や職場と自宅の往復になってしまいがちな毎日。
心が欲した時に映画を観たり音楽を聴いたりして、
僕たちは時々「人の作ったもの」に触れて生きているのですが、
それらを日常からもっと意識して取り入れていきたい。
どこに行っても人が多くて混雑する事の少ない、
過ごそうと思えばどこまでもゆったりとした毎日を送る事のできる、
時間が経つのを忘れそうな地方の街だからこそ、
毎日の暮らしの中でゆっくりと芸術を楽しみたい。
そんな姿勢や生き方があっても良いのではないでしょうか。
最初の引っ掛かりはどういうものがあるのか。
自分の住む街で演劇の公演が行われている事を知るには。
前売りのチケットを予約して休日に劇場まで足を運んで貰うには。
映画やテレビ以外に、そもそも生の舞台を観劇することの面白さを伝えるには。
もっともっと前の段階から掘り下げて、
どうすればまんまるの活動を知って貰えるのか。
劇団員一人一人の魅力を伝えるには。
未来のお客さんになるかもしれない人は、
今どんな楽しみを欲しているのか。
友達の多さやフォロワー数には特に執着する事なく、
割とこれまでノホホンと生きてきたけど、
生まれて初めてと言っても良いくらい、
「数が欲しい」「拡散力が欲しい」と思うようになりました。
個人の作っている、または劇団の作っているものを見て貰うために、
一番シンプルな答えは「魅力のあるものを作る」「楽しい活動を続ける」事だと考えています。
好きな写真を撮るのは勿論、県外へも今まで以上に出ていって、
まずは自分自身が楽しんで、関わった人も幸せな気分になって貰えるような、
そんな活動を続けていきたいな…!と再認識しています。
降り続いている雨が止んで、
天気のいい日が当たり前になったら、
愛媛にも香川にも高知にも遊びに行って、
まずはロケハンをするぞ。本州にも今まで以上に上陸するぞ。
そうして外から得たものをホームに持ち帰って、
また毎日続く活動に還元していきたいな。
日常の暮らしに潜む「心の揺らぎ」のポイントを、
それぞれの得意な形(僕なら写真や文章)で表現出来るようになって、
職場と自宅の往復の毎日を創造的に、もっと楽しくしよう。
周りの多くの人々を楽しくて面白みのある世界に巻き込んでいきたい。
今はそんな気持ちです。
現在本業が繁忙期で作業の終わらない安藤ですが、
仕事を片付けて日付の変わった夜、
もしくはまだ外の暗い早朝に家を飛び出して、
少しずつでも写真を撮っています。
やっぱり表現する事は面白くて止められない。
好きな事はいつまでも続けていたい。
あと観たい映画は忙しい時もなるべく見るようにしています。
最近ではTSUTAYAで貸りた「ディナーラッシュ」が面白かったなあ…!
NYで繁盛しているイタリア料理店を舞台にした物語。
ある冬の夜、場所は店内。登場人物は店のオーナー、スタッフ、お客さん達。
限定された空間と個性的なキャラクター達によって展開される群像劇は、
なかなか演劇的で各シーンの転がし方がとても巧い。お勧めの作品です。