高知公演からキャストを変更して(一部は同じ)上演される、
吃音ヒーロー徳島公演。
裏方スタッフも一部新しくなり、
舞台装置も文化の森仕様に新しくなります。
もう随分長いことひとつの台本に関わっている気がする。
実際は3ヶ月半なのだけど、
5ヶ月くらいは経ってる気持ち。
こんにちは安藤です。
まだ寒さの残っていた今年の冬から、
今日まで同じ物語がずっと続いている感覚があります。
劇団という場所は変わらないからでしょうか。
気持ちを途切れさせずに、完全に切り替えてしまいたくない何かがあるのかもしれません。
吃音ヒーロー徳島公演まで、残り2週間と数日です。
役を演じるキャストの皆の気持ちはどんなだろう。
ものを作る裏方の皆の気持ちはどんなだろう。
稽古をしている最中は終わりの無いように思えて、
時にはドッと疲れてしまったりもするけど、
始まった物語はいつか必ず終わります。
先日、久しぶりに稽古場に行って、
同じく久しぶりに稽古場の空気を吸いました。
団員が増えたおかげかもしれないけど、
劇団というひとつの場所で、
吃音ヒーローというルールの元、
サーキュレーターのブンブン回る稽古場で、
年齢も背景も様々な大人達が集まってひとつのものを作っている。
皆芝居作りに真剣に取り組み、
時には真剣に遊んでるように見えるその光景が、
何だか良いなあと思えたのでした。
燃え尽きはしない。だってまだまだ夏だから。
徳島公演の8月4日(土)も5日(日)も暑い日真っ只中です。
吃音ヒーローというひとつの台本。
ひとつの題材が生まれ変わります。
高知公演を経た劇団員や、高知公演を観に来て頂いたお客様にとっては、
「今日とは違う明日」のような話かもしれないし、
ほんの2ヶ月前まで作っていた物語とは別の、
「もうひとつのパラレルワールド」かもしれません。
芝居を作る、舞台を作るという事は、
自分の人生の一部を削りながら、
また一方では人生を磨きながら、
変化していくものづくりです。
上演は8月最初の土曜日、日曜日。
どうか観に来て下さいなんて
こそばゆい台詞は言えないけど、
春、そして夏と魂を削っては磨いてきました。
現在仕事の繁忙期真っ只中の安藤。
お盆までこの忙しさは続きます。
個人的な話ですみませんが、
8月4日と5日は仕事を抜け出したいので、
今からブーストかけてます。
見逃したく無いからな!