劇団まんまる

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芝居作りと個の連鎖の話2018/03/08

皆さんこんにちは。
お久しぶりのような気がします。
安藤です。

 

ネットワーク公演が終わって10日ほど経ちました。皆様いかがお過ごしでしょうか。
外は風の強い日があったり、かと思えば気持ちのいい程カラッと晴れ上がったり、雨が降ったり止んだりと、
正に春の前を匂わせる天気を繰り返しています。

 

 

朝起きて、顔を洗って歯を磨いて、
お湯を沸かしながらパンを焼いていると、どこかから鳥の鳴き声が聞こえて、
やさしい太陽の光がカーテンの隙間から差し込み、
ふわりとした風がニュースペーパーの端を揺らして、

 

もうすぐ桜も咲くのかしら。

 

そんな優雅な朝を過ごして

 

いるわけではなく、しっかりとギリギリの時間までオフトンの中で過ごして、
ギリギリの時間を過ぎてもオフトンから離れられず、
朝から常に前のめりの状態で部屋の中をバタバタと駆け抜ける、
実際はそんな毎日を過ごしています。

 

 

さて、
劇団まんまるとしては6月と8月に次の公演が決まっています。
今はネットワーク公演の後片付けと、次の公演に走り出す前の小休止の期間なのですが、
動く人はきっともう次の公演に向けて動いているのではないでしょうか。

 

私も写真の編集を終えて、
地味にではありますがinstagramの更新を続けています。
※まだ見てない人は見てね。

 

 

あ、そうそう、今回私ネットワーク公演の写真を撮り続けて、
ひとつの公演を終えた今、個人的に思っていることがあります。

 

劇団や舞台作り、芝居作りというのは、常に次の公演に向けて動いてるわけでありまして、
公演というひとつのイベントが終われば次のイベント、また次のイベントへと動き続ける集団でありまして、
完全にプロになると毎日が本番の連続になるのですが、
それって何だか、学校の行事みたいだなあと思うのです。

 

 

小学校6年、中学3年、高校3年生の卒業式が終われば春休みがやってきて、
春休みが終われば入学式があって、その後の1年間を通して様々な行事やイベントが続いていくような、
学校に通っていた頃と同じ体験を、大人になった今も繰り返しているなあと感じていて、

 

皆と一緒に芝居を作って、公演を打つことを大人の部活動という風に捉えていた時期もあったのだけど、
これはもう学校だなと。学生生活と同じだなと考えるようになりました。

 

 

ただ子供だった頃の学生生活と比べて、ここは確実に違うぞという点があって、
それは、自分自身も大人になって、周りの人達も大人になった分、
「孤独になることと、周りと連鎖してものを作ること」が大切にされていると思うのです。

 

劇団では多くの人達と関わり合いながらひとつのものを作っているので、
他の人達と波長や歩調を合わせることが大切なのだけど、
大前提として舞台に立っているのはまず自分自身、裏方として公演を支えているのは自分自身なので、
芝居作りの一番最初と最後には「個」が立っているのではと感じたのです。

 

「個」が集まってひとつのものを作ることで舞台が成り立っている。
「個」の持つ力が連なって、それが周りの人達に伝搬することで、初めてひとつの舞台が生まれる。

 

個々の持つ人柄や魅力が、ひとつの劇団や芝居作りの持つ味へと繋がっているのかもしれません。
それは大人になった今だから分かる、演劇の楽しみ方の一つなのかもしれません。

 

 

だから、子供の頃にいつも側にあった寂しさや、今も心の中に残る孤独感は、本当は捨てずに持っていていいと思うんです。

 

こと芝居作りに於いては、孤独さこそ武器になるから。
孤独さが何物にも代えられない魅力を放つ瞬間があるから。
だからこれまで持ち続けて、今も側にある孤独を握りしめて、噛み締めたままでいい。

 

そんなことをこの小休止の期間に考えたりしました。

 

 

あっ!また真面目な話を長々としてしまった!

 

次のまんまるの公演は6月2日(土)と6月3日(日)、
場所は高知市にあるアートゾーン藁工倉庫・蛸蔵にて。
(ひろめ市場から約3km、車で10分程の場所にあります。)

 

演目は『吃音ヒーロー』!

 

特設ページも出来上がっています。

 

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