離れていても繋がっている

ここ最近は平日は仕事、休日は撮影という日々を繰り返してます。
劇団ブログが近況報告ブログとなっています。
こんにちは安藤です。

 

今までやってこなかったポートフォリオ作りをやっています。
100%趣味だけど今後何かに繋がるかもしれない。
何かに繋がるかもしれないけど撮っているのは個人の周りのものという、
私小説のような、いわゆる「私写真」というやつです。

 

趣味ですが撮影前にテーマを決めます。
写真を通して表現したい物語の内容も決めます。

 

ん?物語?と思われる人もいるかもしれません。
写真に於ける物語というのは、1枚1枚の写真を組み合わせて連続で見た時に、
何らかの物語を感じるかもしれない、または感じないかもしれないという、
とても曖昧で説明もされないけど撮影時にイメージされている話の流れのことです。

 

撮影をお願いする被写体さんに
大まかなイメージを伝えるところから作業は始まります。
撮影時のロケーションや当日の被写体さんの服の雰囲気などは、
打ち合わせの前に予め決めておきます。

 

撮りたい写真のイメージを決める。物語性やテーマを考える(劇作)
イメージやテーマの表現方法(どう見せるか)を考える(演出)
上記に合ったロケーションの選定(大道具)
写真に写り込むものを決める(小道具)

 

モデルさんにどう写って欲しいかを伝える(役者)
モデルさんの服やメイク(衣装, メイク)
撮影日の天候、湿度、光の具合(照明)
撮影前後, 撮影時の展開とまとめ(制作, 広報)

 

写真を撮ることは芝居を作るのに似ている部分が沢山あって、
何日もの稽古期間をかける芝居作りをギュッとコンパクトにしたものが
イメージやテーマに沿った撮影とその過程である。
そう捉えています。

 

世の中のどんな写真にも実は物語が流れていて、
今、貴方がスマホのボタンを押して目の前の風景を撮った写真にも、
貴方が今日まで生きてきた10、20、30何年分の物語とものの見方が詰まっています。

 

人の一人の物語をどのようにして見せるか、
どんな形にして世に出そうかと最初にイメージする所が、
芝居における劇作や演出と似ている部分です。

 

表現の分野は違っても、
0から1を生み出して10、100、1000と足したり掛け合わせたり、
時には引いたり割ったりして見る人に伝えるという点に於いては写真も同じです。

 

しばらく稽古を撮りに行けてませんが、
熱い魂を持った奴らが稽古場で今日も蠢いています。
僕も負けることなく低温火傷の方を担っていきたい。
外で活動を続けることで劇団のトラフィックを上げていきたい。

 

夢に見ているのは、
劇団に公演依頼と入団依頼が殺到する未来。
団員が100人規模になってそれぞれ「丸組、山組、裕組、介組」が結成される未来。
(介組はちょっとやだな…)
もしくは「丸組、茂組、おが組、清組」でもいいかな!

 

いつも答えはシンプルで、
面白いものを作るだけです。
心の底から面白いと思えるものを。

 

 

 

 

新しいポートフォリオを編集中。
仮タイトルは『真夜中の頭痛』です。

 

劇団まんまる
404: ページが見つかりませんでした | 劇団まんまる 劇団まんまるは徳島県徳島市を中心に活動中の演劇を中心とした創作集団です。
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