劇団まんまる

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Blogcategory: 佐光恵美子

つぼみも、花びらも、空に向かって2019/10/22

こんにちは、佐光です。すっかり秋めいてきましたね。
いつもこの季節の変わり目には声が出なくなったり風をひいたり気管がやられたり、、
体調には嫌な思いをすることが多いですが、見えるものが変わっていくことはとても楽しいです。
 
さて、まんまるの本公演「しんちくん」初回上演日まであと約10日になりました!
しんちくんの本番に向け、
わたくし目線でのみどころ、というか、トピックスをいくつかご紹介しますね。
 
★リンダ(林田真実)ちゃんが初出演!
 
夏に入団したリンダ。

※左端の彼女です。
 
もともとフォトグラファーとして活躍している彼女ですが、
先日、宮井ちゃんたちが自主制作していたしんちくんMV(斎藤ver.)の撮影をしたりと
いろんな才能を発揮し続けています。
 

宮井ちゃんのプロモーションビデオといっても過言ではない。
 
今回、しんちくんではなかなかの難役で登場します。
役名は「明美」。
私はその元々の役は見たことがないのですが、
まんまるフリークの方ならご存知、かもしれませんね。
持ち前の健康的なセクシーさが活きる役なのではないでしょうか?
 
リンダは舞台に立つのは初めてとのこと!
しかし、稽古を見ているとそんなふうには感じさせません。
ぜひ、会いにきてくださいね!
 
 
★会場、そして舞台美術
 
今回公演を行うのは、普段稽古を行なっている場所。
まんまるだけでなく劇団テアータさんや、徳島演劇ネットワークに属するみんなで稽古場(アトリエくま)が作り上げられていっています。
私自身、なかなかその過程に参加できず心苦しいのですが、壁にペンキを塗ったり、椅子が増えたり、床にパンチカーペットを敷いたりと、どんどんその土台が仕上がっていっています。
 
上述したように、なかなかスケジュールを合わせられないので今回は出演を断ったのですが、さすがにまったく参加しないのは心苦しいし、せっかくなら小道具とか音響をやりたいなーと希望を出したら、「舞台美術」にアサインされました。
えー!!??
 
普段、他所で公演を行う場合であれば大掛かりなセットが必要になってきます。
この稽古場であればそういった大道具はなし、ですが、さすがに、不安が大きく。。
先日の公演で見事な看板作りをしてくれた、ゆっきーなに手伝ってもらうことにしました!
 

※真ん中の彼女です。
 
これがまた、大正解と言わざるを得ない。ナイス判断、私!
 
…いやいや、褒める相手は自分じゃないですね。
でもだって本当、私一人じゃできないもの。
 
演出からイメージを共有されます。
それをもとに、こんな感じにしたい、という絵を描きます。OKが出ます。
で、ゆっきーなに共有するでしょ。
それを、見事に形にしてくれる。
彼女のアイデアでさらに素敵なものになっていく。。
メインの役の稽古をしながら、です。頭が上がりません。
 
ものづくりができる人を素直に尊敬してます。
作ったものはまだナイショですが、ぜひその辺りも注目してみてくださいね。
 
 
★新メンバーミサミサ!
 
この10月に、新メンバーのミサミサが入団しました。
(ミサミサっていうとデスノート思い出すよね!)
 

※左の彼女です。
 
スタッフ希望での入団ということでしたので
稽古のときにさっそくいろんなことをお願いしてしまいましたが
嫌な顔一つせず引き受けてくれました。
 
実務能力のものすごく高い方だとお見受けしてます。
また自己紹介のブログとか書いてもらうよう、お願いしているところです。
お楽しみに!
 
公演当日に会えるはずなので、ぜひ声をかけてくださいね。
 
ほかにも見どころいっぱいの「しんちくん」。
8回も公演するので、きっとどこかは予定合うよね?笑
ぜひ、見に来てくださいね〜!
 
ご予約はこちらから♪↓

しんちくん


 

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大事なものを見ないふりしてはいないか2019/09/26

こんにちは、佐光です。おげんきですか?
冷蔵庫では、夫が同僚からいただいた梨がしっかりと冷えている。
今日の夕飯はおでんでした。棚にはまだ、素麺が残っています。
ついこの間まで暑さと戦って汗をかくことを楽しんでいたのに、
すっかり季節が変わっていく、そのスピードにちょっと追いついていけません。
 
映画や演劇、旅行をし尽くした夏の報告をせぬままに9月。
ダイジェストでご報告。
 
■ 9月14〜16日 演劇大学

錚々たる先生方が徳島に来られた、なんとも貴重な3日間でした。
 
わたくしは初日と3日目のみ参加させていただきました、主に受付と、記録写真の撮影です。
 
3日間連続講座は
 
A:ダンス講座(宮井ちゃん参加)


 
B:演劇講座(はなぶん、鵜戸さん、ですやん+大木さん参加)

 
C:戯曲講座(ゆっきーな参加)

 
の3種類。
 
いろんな単発講座もありましたが、これは割愛。
 
 
みんな書くでしょ!(圧力)
 
ちなみに、私は演出家入門を受講させていただきました。
「演出をしたい」というわけではなく、舞台に関わる基礎的なことを学びたい、その取っ掛かりを得たいという目的だったのですが、受講できてよかったです。
 
演劇に携わる身ながらあまりにも勉強不足だったことをとても恥ずかしく思いました。
演劇の歴史なんていっても、文字上の歴史しか知らなかったんだなあと思ったし、
時系列無視でなにもかもが一緒くたになっていたなあと。
作る側としての意識は追いついていないので、観る側として、の視点ですが。
 
シュールとか不条理とかいう言葉で表現されるような荒唐無稽な振る舞いで先人たちの築いたものを無視していくことはとても刺激的で、おもしろい。
解釈の仕方がわからないからこそ「おもしろいんだろうな」でごまかされる。
これを意識的に「ああ、いいぞ、いまごまかされているぞ僕は」と思えるようになればより楽しみの深みが増しそうだなと思いましたさ。
 
シェイクスピアでさえ数本しか読んだことがないのに演劇を語るなんて。あああ。
筋肉がないのに運動はできないもんなあと。
こういった機会をいただけて本当によかったです。
 


打ち上げで打ち上がったり打ち上がったりしている人たち。
 
 
■ 9月15日 マエカブ演劇フェスティバル(カブフェス)
 
一日だけ、観劇観戦。観たいのに観れなかったところもあるのが悔しいい。
スケジュールを組んで、無駄な時間ゼロで観劇 し続けました。
ほろりとしたり、笑ったり、度肝を抜かれたり、膝を打ったりと楽しい時間でした。
 
三日月リリィとして出演されていた忽那さん。

あまりの暑さに、トレードマークの青いジャケットも脱ぎさらす始末でした。
 
忽那さんはツッコミだとばかり思っていましたので、激しめにボケ倒す様が意外でした。
あの、、スタバとか行き慣れてはりますやろ?
ボケとツッコミどちらの忽那さんも味わえてとても楽しかったです。
三日月リリィを拝見するのは初めてだったんですが、見たことない人は観るべき!!
 
ほぼ無理矢理撮っていただいたツーショット写真、家宝にします。
 
 
■ 9月21日 四国学生演劇祭

※シンセイくんといえばラーメンなので國丸の日(9月20日)に食べた國丸のラーメンです。美味しいんだわ。
 
シンセイくんが代表を務めるユニット「遊楽頂」が「ヒトリ善がり。」を引っ提げて松山に叩き込み、無事四国を制圧したとの報せを受けました。
演劇大学の直前に通し舞台を見せてもらったのだけれど、作品後半からの畳み掛けるような流れがとても好きでした。
シンセイくんはいつも有言実行なんですよね。
そしてその行動の力強さ、人に対する誠実さ。まっすぐで眩しいです。
日本一目指してがんばれ!
 
 
■ 9月22日 ドラクエウォーク
iPhoneアプリのアレです。ついうっかりはじめてしまいました。
ポケモンGOのようにたぶん数週間で飽きるとは思いますが、
いまのところ楽しく歩いています。
 
このセンスゼロの装備を見て?

こういうゲームでコーディネート考えて装備できる人ってすごいなと思います。

 
■ 9月24日 演劇観賞会
主に我が家にて不定期に不定期なメンバーで開催しておりましたが、満を持して暫定最終回になりました。たぶん。
現代演劇の二代巨頭と言われている(?)野田地図と新感線をはじめ、いろんな舞台や映画を共有できて、貴重な時間になりました。
共通言語ができることはとても嬉しいね。
たくさん観ると、それによって自分の好きなものも見えてくる。
自分の感性ってのは自分以外のほかのものでのみ顕になるのだとつくづく感じます。
 
■ そしてこれからは「しんちくん」
作・演出丸山座長のもと、みんなで鋭意稽古中!
私は出演はしませんが、裏方でお手伝いさせていただきます!
 
内容についてはお楽しみ、、ということでネタバレはしませんが、
この「しんちくん」という作品、脚本を読む限り、とってもポップな印象を受けました!そしてだんだんと、、
言葉遊びの得意な丸山座長ですから、ある種「ロック」って単語に対するアイロニーなのかもしれないとも思わされました。
たのしいし、若いっていいなあって思うし、そんな世界観にはみかみながら観進められるんじゃないかなあ?
立ち稽古も始まったばかり、観る分にもにこにこしちゃいますね。
どんな舞台になるのか、乞うご期待♪
 
まんまる本公演「しんちくん」

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空が泣いている2019/07/18

こんにちは、佐光です。

 

雨が続きますね。
というわけで、これでもかってくらい雨の話しようと思います。
ほんと演劇関係ないです。

 

雨が降れば、おうち仕事が捗りますね。
ずっと読んでいなかった本を読むにもぴったり。
積読消化、さらにマシマシ、さてどうなることやら。

 

雨が降るとね。
夜静かに自分の内面と語り合うときや、まっくらで孤独を感じるときにもね、
小学時代と中学時代を過ごした、当時の実家二階の自室で過ごした時間を、よく思い出すんです。
弟と使っていた、二段ベッドの片割れ。
へりに腰掛け、雨の音を聞きながら、図書室で借りた『アルジャーノンに花束を』。

 

なんとなく、大事に読もう、と思って手にした本でした。
だから、まとまった時間がとれるときに読もうと置いておいて、いい機だったんです。

 

雷の混じった雨の音が頭の中で音として響いて、
だんだん拙くなっていく主人公チャーリーの語りが、頭の中で文字として響いて、
泣いて、泣いて、でも食事の時間になるので、それを隠して一階に降りました。

 

何日も余韻がのこり、そこから20年以上経つのに、
…もはやそのころ以上の年齢の子がいてもおかしくない年齢になってしまいましたが、
雨がふると、泣き続けたことを、その狭い風景を鮮明に思い出します。
たぶんちょっとずつ、きれいに書き換えられながら、ずっと思い出す。
それは決していやではない思い出。
昔の自分に出会える時間。

 

雨。

 

雨自体はしょうじき苦手ですけどね。
わたし、晴れ女だし。

水苦手だし。濡れるのきらい!

 

そういえばね、先週末、徳島中心部がじつに盛り上がっていましたよ!
徳島駅駅近くで「水都祭」というイベントが行われていて、
出店もいっぱい、ライブしてたり、プールもあったり、夜には花火があがったりしてました。

 

商店街ではeスポーツやVR、ドローン操縦等のイベントも行われていました。

ゲームずっとしてないなー。って思いました。

 

「昭和レトロフェスタ」に出演していた楽団まんまるの弾き語りライブも観に行ったよ。

 

で、ついでのつもりで「徳島大空襲展」という展示も観に行きました。

これがとてもいい展示でした。

徳島大空襲を耐え抜いた東船場ビルでの展示。
戦争と空襲の悲惨さを伝える手記と写真が並んでいる。
悲惨さだけではなく、その前後の徳島のいきいきとした強さを感じることができました。
徳島の、昔の写真がいっぱいあるんです!白黒でね、でも鮮明に残っている。
今となってはシャッター街な商店街の白黒写真、その中に、知ってるお店の名前がある!
こんなに道は広くて、こんなに人が歩いていたのか、と、うきうきせざるを得ませんでした。
もちろん、本来の趣旨についても深く感じ入り。
28日までやってるようなので、ぜひ行ってみて、と、おすすめしたい展示でした。ぜひ。

 

全然演劇関係ないー。

もはや最後は雨も関係ないー。

 

とはいえ、そんな演劇に関係ない日々を過ごしていて、
そこそこ毎日楽しいです。

稽古も待ち遠しい気がしますけどね。(丸山さん、台本まだかなあ)

成長のない、変化のない毎日じゃ枯渇してしまう!
いっぱい蓄えておかなくっちゃね。

 

じゃーねー。

 

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みどりいろがすき2019/07/02

こんにちは、佐光です。

いつの間にか7月になりました。

乱歩之回にお越しいただいた皆様、ありがとうございました。

今回ご都合が合わなかった方からも、応援のお声をいただいてとてもうれしかったです。

 

いろいろなこだわりを含んだ公演でした。

じめっとした季節。湿度。

お客様にちょっとしたストレスを与えるくらいの空気感を理想としていました。

香川公演では大雨に恵まれ、さらに雷まで鳴るものだから小躍りしましたよね。

 

話は変わりますが、季節を意識して生きることができて、やっと人間なのかもしれないな、と思ったことがありました。

 

幼いころは、あまり季節を意識せずに日々を過ごしていたように思います。

夏は日が長く、冬はあっという間に暗くなる。

夏は朝顔を育てて、冬には雪が降る。

それぞれを点として知っているものの、それらの因果関係がわかっていなかった。

 

なんで6月の緑は美しいのか。

 

青々とした山を切り裂いた高速道路を、この数か月はよく走りました。

きらきらと輝く車体の前面に、羽虫が潰れてこびりつきました。

 

愛媛に生まれ、今は徳島に暮らしていますが、私は香川が大好きです。

香川というか、瀬戸内海が好きなのだと思います。

さざなみとも違う、縮緬のような水面。

瀬戸大橋の上から眺める小島の混じる景色はとくべつ美しく見えました。

四国と本州を行き来するときというのはたいてい、とくべつなことだったので、

なおさら印象深く刻まれているのだと思います。

 

なにかをはじめるとき、生まれるとき。

つよいエネルギーをが生まれ、光を放って、ひとを惹きつけるものだと思います。

今回の公演もまさにそうでした。

 

強い思いで人を巻き込むこと。

これはスキルとして一朝一夕に身につくものではありません。

その人の中で育て、蓄えてきたものがそのまま熱量になるのだから。

 

情熱を中心に、それを支えることができたなら、それをうれしく思います。

そして、お客さまの表情から、それを感じることができたとき、

ああ、この公演に関わることができてよかった、と思いました。

もう少しはっきり言えば、この人たちの役に立ててよかったな、という思いでした。

お客様のほうを向けてないですね、でもそれはそれ、別の話。

 

なにごとも、スタートアップというのは情熱的で、求心力のあるもの。

やる側からすれば楽しいし、やりがいもある。無限大の未来を描ける。

見る側からしても、目新しさがあり、期待感を抱きます。

 

むつかしいのは、継続していくこと。

惰性で続けるでなく、いかに続けていくか。

乱歩之回に限らず、演劇に限らず、あらゆる物事に対してですけどね。

 

6月の緑がとても、美しかった。

毎年毎年、飽きずに同じことを口にしています。きれいだなあと。

秋には緑ではなくなるけれど、それをまた、美しいと思うはずなのです。飽きもせず。

ね。

 

よくわからん文で終わるのもなんなので、写真を貼ってお茶を濁そうと思います。

 

✳︎乱歩之回オフショット✳︎

稽古中、脚立にあがる人。真顔なのがシュールですき。

 

香川合宿中、本物の長持を前になぜか項垂れる人たち。

 

屋外での、迫真の演技指導。

 

小松島にて。

この箱の水の中から、クリーチャーが生まれるんだって。

 

爆誕!(?)

 

di cafeさんでカレパ!美味しかったー。

 

見たらいけないもの見ちゃったね。ごめんね。

 

さあ、これからもすることやることいっぱい!

息切れしないように走っていきましょう。

 

ではねー!

 

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乱歩之回 -江戸川乱歩戯曲短篇蒐- 上演ノ御報セ2019/05/21

みなさまお元気ですか?寒暖差にやられていませんか。
相変わらず書き出しに悩み、近況報告をする次第。
先月末から咳が続いてはおりますが、稽古に仕事にお出かけに、そこそこハッピーな毎日を過ごしています、佐光です。
 
さて先日から乱歩乱歩と申し上げています通り、
徳島では6月22日(土)、6月23日(日)(香川では6月15日、6月16日)に
 
株式劇団マエカブ・劇団まんまる 合同公演

乱歩之回 -江戸川乱歩戯曲短篇蒐-
を行うことになりました!
 
なんだかいつものまんまるの公演と雰囲気が違う気がする…
 
そう感じられた貴方、さすが。そう、ちょっと、「いつも」の感じじゃありません。
その理由の一つが「江戸川乱歩」の作品の戯曲化、という点です。
 
まずは、江戸川乱歩って?
ここから疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれません。
 

↑この人が江戸川乱歩です。
 

江戸川乱歩は明治に生まれ、大正から昭和期にかけて主に推理小説や怪奇小説を得意とした小説家です。日本の探偵小説の祖といってもいいでしょう。
主だった推理小説は、名探偵明智小五郎が活躍する「黒蜥蜴」「屋根裏の散歩者」「D坂の殺人事件」などの作品が、
怪奇小説では「芋虫」「人間椅子」「赤い部屋」などが有名です。
また、明智探偵の助手・小林少年が明智と共に活躍する「少年探偵団・怪人二十面相シリーズ」などの児童向け作品も多く手掛けていました。

(大木さんのブログ下書きより引用)
 
※実際にどんな作品なのか?気になる方はこちら。

青空文庫:江戸川乱歩
※没後50年を超え、著作権保護期間を超過しているため、乱歩の作品は今日無料で読むことができます。
 
ところで現代の人気探偵物といえば、漫画ですが「名探偵コナン」になるのかな?
主人公の江戸川コナンの名前も、彼江戸川乱歩に由来するものです。(「コナン」はもちろん、シャーロック・ホームズの作者コナン・ドイル)
そしてその江戸川乱歩の名は恐怖小説家エドガー・アラン・ポーに由来するんですね。
 
最近では「文豪ストレイドッグス」という漫画(アニメ)でも「超推理」という異能力を持つ「江戸川乱歩」という名前のキャラクターが登場したり、NHKでは満島ひかりさん出演のテレビドラマが放映されたりと、江戸川乱歩の名前を文字媒体以外で見かけることも増えてきました。
 
さて今回の公演は、「原作:江戸川乱歩」と据えまして、まんまるの大木とマエカブの藤井さんが乱歩の作品を戯曲化しオムニバスで上演するものです。今回上演するのは「赤い部屋」「お勢登場」「百面相役者」「一人二役」「指」の5作品ですが、いずれも、探偵物と怪奇物でいうと、主に後者に属する作品群ですね。
 
なぜ乱歩なのか?どうしてこの作品群にしたのか?
これについては脚本演出本人に代わって語ることはできませんが、両名とも今日の乱歩ブームより以前から彼の作品をとても愛していたときいています。
それが基で意気投合した面々が集まり、今回の公演に至ることとなりました。
 
それぞれの作品は、いずれも原作「そのまま」とは限りません。
もちろん、どのような作品であっても文字を演劇に起こす以上「そのまま」にはなり得ないのですが、二次創作といっていいのか原作に新たな解釈を加えていたり、あるいは芸術に昇華させた表現に挑戦したりと、脚本・演技ともにまんまるの舞台ではあまり見られなかった表現に挑戦しています。
「おもしろい」の表現はfunnyだけではないんだな、と感じさせられるというんでしょうか。
もちろん、ふふっと笑ってもらえたら嬉しいな、という部分もありますが。
乱歩作品を読んだことがある人にも、読んだことがない人にも楽しんでいただけると思います。
 
そうそう。いつもと違う点、もうひとつ。
 
今回の上演会場は、いわゆる舞台、ホールではありません。
香川公演は「ヨコクラうどん」さん。
徳島公演は「大正館」さんで上演させていただくことになりました。(先日のブログ参照)
いずれも、通常は飲食店として営業されているところです。
 
徳島会場の「大正館」とは建物(家屋)自体の名称で、
1階に「小松島市移住交流支援センター」と「DiCAFE」さんというインドネシア料理のお店が入っていらっしゃいます。
 
公演を企画し始めた当初より、脚本の美術・ビジュアルイメージから乖離しない会場を探していました。
役者の息遣いや、汗の湿度、匂いも感じられるような距離感の会場。広すぎると、届かない。
まさにこちらがイメージにぴったりで、上演の許可をいただいた際には小躍りしました!
 
異国情緒漂う装飾も、大正を感じさせる素敵な会場です。
お芝居とか抜きに、いや、観ていただきたいんですけど、ぜひ一度お越しいただきたいです。
 
そんな、今回お世話になるDiCAFEさんはこちら!

本格インドネシア料理が楽しめるお店です。
 

会場の下見中。
 

こちらはナシチャンプルー。
ナシ=ごはん。チャンプルー=混ぜたもの、なんだそうです。一つ賢くなりました。
上にかかっているカレーがね、ココナッツ風味で、あーこれ好き!って思うん。。幸せ……
 

メニューはこんなかんじ。ほかにも、ハーブティーやロンボクコーヒーもあるよ!
 
今回の公演はオムニバスのため、前述したとおり「赤い部屋」「お勢登場」「百面相役者」「一人二役」「指」の5作品を日によって3作品ずつ上演する予定です。
そのため、徳島公演と香川公演合わせて全部で8公演ありますが、公演によって上演作品、一部出演者も異なります。
 
特設サイトの「徳島公演」ページに演目・出演者の詳細予定を記載していますので、お目当ての演目や出演者が居る場合はチェックしてみてくださいね。
 
…できれば、全作品ご覧いただきたい!!(笑)
 
特設サイトはこちら↓

 
公演まであと一ヶ月。いつもと趣向の違うまんまるを、ぜひご覧くださいね。
一同、楽しんでいただけるよう稽古に励み、お待ちしています!

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ゴールデンな日々の報告とはじまり2019/05/10

あ、えーと、、令和になりましたね!こんにちは。
いつも書き出しに悩む佐光です。
 
みなさま、ゴールデンウイークはいかがお過ごしでしたか?
連休なんて関係ない!という職場の方もいらっしゃると思いますが(私も以前はそうでした)、今年は連休を享受することができました。
 
前半は、タイ(バンコクとアユタヤ)を観光!
 
トムヤムクンに舌鼓を打ったり、寺院見学でタイ王朝の歴史を学んだり。

 
ドラゴンの出てきそうな遺跡にときめいたりもしました。

 
ちなみにレンガは外装でなく、建築の芯、土台。外に漆喰を塗って仕上げるんだそうです。経年で剥がれて、レンガだけが見えてるんですって。

 
タイの気温は36〜8℃。盛夏って感じの気温でした。一足先に夏気分♪

 
すごく楽しかったです。ごはんは美味しいし、あたたかいし。みなさんとても人が良い。
だのに、タイという国について、王朝のこと、歴史について、こんなに身近な国なのに何も知らなかったなと思うばかり。
高校の頃、世界史の授業で習うんでしょうか?
自分は日本史選択だったのでよく覚えていないんですが、、
親日感情を持っていただいているのに何も知らないことがとても申し訳なかった。
でもこれを機に興味を持てたこと、新たなことを知れたのが良かったです。
感想文か。
 
そしてゴールデンウイークの後半は、乱歩之回の稽古!
 
ほぼフルメンバーが集まって、読み合わせからの半立ち稽古。
打ち合わせ食事会時、マエカブの仁後さんがしてくださった挨拶に心がぐっときました。
 
やっと動き出した…。
やっと…。
 
そうです!そうなんです!
 
ちょっとみてください、この美麗チラシ!
かかかかわいい!!


coupConpanyさんの本公演、ほかUnitoutさんの公演も控えている中、立木さんが作成してくださいました!!
 
そして!
 
みてください、この特設サイト!!
 
→乱歩之回特設サイト←
 
これは我らが丸山代表が作ってくれました!

羽ばたく代表と我関せずの副代表。この二人、よくお揃いのコーディネートになってます。
 
スマホでご覧になっている方はぜひ、パソコンでもご覧になってみてください!
そして、マウスカーソルをぐりぐり動かしてみてー!!
 
と、変な興奮の仕方をしてしまいましたが、
ぜひ多くの方にご覧いただきたい限りです★(サイトも、お芝居もね!)
 
ちなみに乱歩之回以外にも素敵なお芝居が目白押しです!
こちらもご案内があるかと思いますので詳細をお待ちください♪
 
ではまた!

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うつしよはゆめ2019/04/25

うーん。あと数日で令和ですね!

こんにちは、佐光です。平成楽しんでますか?

 

鯖の頭が終わって、ほっと一息

つく間もなく、みんなそれぞれ、忙しく活動しています。

 

いままさに、時代の変わり目。

個人にも、劇団にも、いろんな転機が訪れています。

就職、転職、就職活動。きっとほかにも、いろいろ。あるみたいです。

 

はてさて、次のまんまるの公演は

江戸川乱歩オムニバス公演「乱歩之回」

はじめてのマエカブさんとの合同公演、そして令和初の公演です。

 

はじめての会場、はじめての座組……

いつだって、初の試みというのはどきどきしますね。だからこそ楽しい!

 

FF14でいうとダンジョンとかレイドとか。

定食プレイより絶対初回プレイが楽しい。

どうやってクリアするのか、どうすれば最短なのかを見つけていくのが、、

 

……。

ずっとやってないなー。やりたいなあFF14。

 

話が逸れました。

 

徳島公演の会場は、、

徳島県小松島市にある「大正館」という建物。

こちらの建物はなんと、文化庁お墨付きの登録有形文化財です。

 

同じ色の二人。

 

当初江戸川乱歩作品を舞台化するという話になったとき、

世界観を大事にしたい、という意見がメンバーの総意でした。

 

会場も、世界観の一部。

いろんな方に相談させていただいて、適した会場がないかを探していたところ、

ご縁が重なり、徳島県小松島市にある「大正館」さんの2階でお芝居をさせていただけることになりました。

(お芝居で利用させていただくのは、はじめてのことになります!)

 

大正館というのは建物の名前で、

こちらの1階は、インドネシア料理の「DiCafe」さんになります。

 

 

そう、先日NHK「鶴瓶の家族に乾杯」でも紹介されたお店です!!

ご覧になった方もいるのでは?

(鶴瓶さん、阿部サダヲさんがお見えになっていて、私もテレビで見てびっくりしました。どうやら本当に突然のご来訪だったようですよ。)

 

でね。こちらがめっちゃおいしいんです!

打ち合わせのときもですけど、個人的にも何度もお伺いしました。

 

気になるメニューはというと、

ナシゴレンや、ミーゴレン、ハラルチキンカレー

これはナシゴレン★

 

ああ、メニューの写真、撮ってきたらよかったなあ。イマイチ伝わらない。

ほかにもたくさんの本格インドネシア料理をいただけます。

徳島でこんなお料理が食べられるなんて!ってきっと感動するはず!

畳やお子様用のスペースもあり、ご家族連れの方にはとくにオススメです★

 

は!

お店の紹介だけになってしまいました。。

 

公演についての詳細は、、

大木さんがきっと書いてくれると思います。

 

Webサイトも、丸山さんが多忙な中作ってくださってますしね!わくわく!

 

江戸川乱歩を知っている人も知らない人にも、

世界観から楽しんでいただけるようなオトナ目の舞台になると思います。

 

ぜひとも、楽しみにしていてくださいね!

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元久子より2019/04/06

4月になり、新年度。みなさまいかがお過ごしですか。味噌で久子だった佐光です。

 

まずは、徳島演劇ネットワーク公演「鯖の頭」にご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました。

 

本番から、もう一週間になるんですね。

これから鯖の頭について語るときはすべて思い出になるわけで。

もう「鯖の頭」の稽古を、「久子」を演ることはないのだなと思うと、なんとなく感慨深いです。

だいぶ力不足ではありましたが、楽しんでいただけてたら何よりです。

やたら泣いたり走ったりする妊婦役でした。

 

味噌も塩もいい舞台でした。写真撮るの楽しかったです!

 

そうそう!

 

舞台では、髪の毛の仕上がりをほめてもらえました。

初日はストレート、二日目はくるくるカール。

これぜんぶ、長子役のみずほっちがやってくれました。

注:みずほっちはプロの美容師さんです。

ちょっと前に縮毛矯正したばかりだったんですけど、

根本のカラーまではできていなくて、でもまあいいかーって感じでお気楽にいたんですよね。

でもさすがにそこはプロ。見かねてなんと本番前日に髪を染めてくれることに。

 

会場仕込みの後、しかもダブル久子の同時施術で仕上がったのは本番当日!

写真は塩久子のさおりん。時計に注目!

 

命削っていただいた仕上がり、好評でうれしかったです。

 

嬉しかったといえば、小道具類。

ほめていただけてとっても嬉しかった!

 

当初演出から

段ボールで作ります。基本、平面です。

と聞いたときは、これは作る人大変そうだなーと若干逃げ腰だったんですよね。

だって、立体造形とは違い、絵を描くことになるわけです。

段ボールで作るから経費や手間がかからないというわけではないのですよ!

 

ですから白羽の矢が向いたときは、びっくりしました。

絵心があるのかどうかもわからない相手に依頼する大木さんってほんと勇気あるなあと思うと同時に

せっかくだから楽しくやろうと。

絵の具使ったのなんて高校生のころ以来なんじゃない?

せっかくなのでいろいろと遊ばせていただきました。

上の写真だとかばん、牛肉の包み(中に牛肉がおります)、電話あたりがそうです。

あとはかばん、バケツ、帳簿、伝票とボールペン、巡査の手帳、がらくた類、宝石、映画のチケット、食卓セット、急須、湯のみ、コップ、自転車のかぎ、お札、金庫の鍵、荷物、財布。書いてみると思ったより少なかった。

時代考証もそこそこ途中であきらめ、挙句の果てにはキーブレードやリラックマなんぞも出てくる始末でしたが

寛大な心で受け入れてくれた皆様に感謝です。

 

そして!

今回はまんまるの公演ではなくネットワーク公演ということで、劇団の枠を超えていろんな方と共演でき、大変勉強になりました。

とくに、今回よかったなのが忽那さんと共演できたこと!

(注:となりにいるのはですやん。)

忽那さんはまんまるの劇団員ですが遠方(松山)にいらっしゃるのでなかなか頻繁には一緒に稽古できないのです。

客席から見ると「アドリブなのかな?」と思うようなところも、計算されているんですよね。

私の運動能力等も鑑みて、無理のない動きをつくってくださったりと、終始頼りっぱなしでした。

 

それにしても。

満席の客席を舞台から見る景色には、何か麻薬に似たものがある気がします。麻薬といれば客入れの曲で電(以下自粛)

またこんな贅沢な機会があることを期待しつつ、

とりあえずは次の公演ですね。

詳細を公開できるほどかっちりしていませんが、

江戸川乱歩企画が現在進行中!

そして、ほかにもいろいろと水面下で企画進行中の様子です。

これからも、劇団まんまるの動向をどうぞ見守っていてくださいね。

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演じているのか、そうだと思い込むのか2019/03/26

花粉に負けずにこんばんは。

年度末も、年度末。今週末はついに本番ですね!

公演前後はブログ更新が活発で、今なら紛れられる!と思った次第。佐光です。

 

さて、今回大勢の方が出演する「鯖の頭」。

今の稽古場に集っている方の多くにとって、思い入れのある、大切な作品です。

これまでのブログをご覧いただいている方は薄々お気づきかと思いますが、、

大阪船場という舞台で昭和の趣を感じる舞台。

…でありながらもコメディータッチな味付けで、塩・味噌ともにとっても楽しい作品に仕上がりつつあります!

 

私は演劇については、全然わからないんですけど、、

 

あ、いかんいかん。

この枕詞を入れるのはちょっと言い訳がましいですね。やめましょう。

 

まあ、少なくとも「わたしは役者です」とは、よう口にしません。

演劇部にいたわけでもないし、基礎を勉強したことがあるわけでもないしね。

とはいえ、日々の生活の中で、ちょっとした演技をすることはあります。

それが自然に行えているのか、バレバレなのかはわかりませんが、

そうするほうがきっと良いのだろうな。という判断のもと

小さな小さな嘘を積み重ねて生きています。

 

思ってもいないことを口にして、人を過剰に喜ばせることはしたくないけれど(これは単に、ひねくれた性格によるもの)

真実を知って傷つく人がいるのだとしたら、

嘘と演技による罪の重さはまだ、軽微なものではないかと。

自分の気持ちをもごまかして、

もはや自分が素直に抱いている心や感情が

見えなくなっている気がします。

 

楽しいときに笑顔がうまれないことが、

悲しい時に涙が出ないことが、

ほんとうの私の表出だったりするのです。

そのため「いま、たのしい」を皆にわかってもらうために

意図的に笑顔をつくり、「たのしい」を表現する。

そういうことを行っている毎日。

 

信頼してることも、尊敬していることも。

好意があることは

「相手のわかる」言語に落とし込まないと、伝わらないのだものね。

 

さて日常の演技はともかく、

やれ舞台の上での演技となると、、、

いやーこればっかりは!

 

今回演じる久子さんはポップな役どころで

素の私とは対極的なキャラクター。

(エキセントリックなところは似ているかもしれないけれど?なんせ、自分ではようわかりません)

なにかと苦戦しつつも、忽那さん(夫の次郎さん役)や、塩で久子夫妻のさおりん・安福さん、大木さん「はじめ、みなさんに迷惑かけつつ支えられつつ、楽しく稽古させていただいてます。わーい!

 

楽しい舞台になると思います。

ぜひとも、遊びに来てくださいね。

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人が淹れた珈琲は冷めていてもおいしい2019/03/07

さみしい

孤独がさみしい

 

普段は孤独を求めているし

ひとりの時間こそ楽しいと思う

気を遣わないで良いし、気を遣われなくて済む

己がやるべきこと、したいことに集中することができる

 

なのにいまとてもこの短期的な孤独をさみしいと感じている

身勝手なもんだなと思いながら、落ち着かない。

 

それはなぜか?

これが意図した孤独じゃないからだ。たぶん。

 

たとえば、さっきまで話していたのに、とか。

継続されることを期待していたコミュニケーションが断絶されたり。

習慣化していたことが、行われなかったり。

急に突き放されたような、放り出されたような、喪失感を感じる。

大抵、ドリブンの主体は自分ではなく、他者。

 

ああなるほど。

うしなうことがいやなのだね。

ひどく狼狽するのはたいてい失って取り戻せないと知る時

人の命も、環境も、物も、関係も。

 

コントロールできないことがいやなのだね。

みずからの環境も、状況も、

自分の意図する状態になっていないと落ち着かないなんて。

 

もうアラフォーと称される年齢になってなお

行動の主体が自分であることを求めている浅ましさ。

昼の光は肉体の醜さを露わにするけど、

夜の暗さは自分と会話するのにぴったりで

内面の醜さをはっきりと浮かび上がらせてくれるね。

 

それだけ、膨れ上がっているのだ、わたしのなかで。

尊大な自我と、かかわる「ひと」の存在が。

乗っ取られてしまいそう、それこそコントロールしなくては。

 

あ。なんだか楽しくなってきた。

 

夫が淹れてくれた珈琲が、少し残っていた。

冷めているけどおいしい。

 

ひとりじゃないけど。

ひとりの時間さいこう。

おやすみなさい。

 

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