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Blogcategory: 鵜戸昌実

ご報告2021/05/17

どうも、副座長の鵜戸です。

 

 

お久しぶりでございます。ええ、それはもう本当に。

 

 

私が出演予定であった 株式劇団マエカブ公演「円卓の騎士 嘆きの剣、祝福の鞘と」を楽しみにして下さった方には、急に降板する事なってしまい御心配をおかけてしまった方もいらっしゃるかと思います。
今日は急に降板する事となった原因と現在の状況を報告させて頂きたいと思います。

 

 

 

まず降板する事となった原因ですが、本番前日の場当たり中に私が左足首を骨折する怪我を負ってしまい、出演できなくなってしまったからです。
怪我なく安全に公演を進める為に緊張した空気の中自分も油断をしていたつもりはなかったのですが、結果怪我をしてしまい後からこうしておけば防げたかもと色々案が浮かんでくる等、自分の至らなさを正に身をもって知る事となってしまいました。

 

 

その後病院で診察してもらい骨折と診断され、出演を断念し、代わりを岡田さんにお願いする事になりました。

 

 

公演終了後、徳島に戻って改めて病院で診察してもらい手術・入院する事になりました。
手術の内容は骨折した足首の骨をワイヤーで固定して骨の治りを良くするという内容でした。
手術をしても治る迄の時間が早くなる訳ではありませんが、骨を固定する事で骨の変形を防ぎ、ギプスを外すのが早く、その分リハビリにも早く入れ後遺症が残りにくいので、手術を受ける事にしました。

 

 

 

という訳で現在私は病院に入院しております。といっても手術は無事に終わり、ギプスも取れ、リハビリをしながら過ごしています。入院前の説明通りなら、あとは手術跡の抜糸が済めば退院できるとおもいます。

 

 

 

 

報告は以上でございます。
この件におきまして、公演の参加者を初め、公演を観て頂いたお客様など多くの方にご迷惑、御心配をおかけしてしまい本当に申し訳ありませんでした。

 

退院後もしばらくはリハビリや仕事(収入)の事なんだと色々と大変ではありますが、また舞台の上で皆様とお会いできるように頑張りたいと思います。

 

 

 

 

P.S.
株式劇団マエカブより
今回参加させて頂いた株式劇団マエカブ公演「円卓の騎士 嘆きの剣、祝福の鞘と」ですが、公演後二週間が経ち、ご来場いただきましたお客様・全舞台関係者、並びに関係機関から新型コロナウイルス感染報告はございませんでした。感染拡大防止へのご協力に改めて感謝すると共に、株式劇団マエカブ公演「円卓の騎士 嘆きの剣、祝福の鞘と」とが無事に終了しましたことをご報告申し上げます。

 

 

との事です。
またオンデマンド配信チケットの方もまだ販売いたしております。私は出れませんでしたが、素晴らしい舞台になってますので、是非ご購入、御視聴頂ければと思います。

鵜戸昌実とバレンタイン2021/02/17

チョコレイト・ディスコ♪チョコレイト・ディスコ♪

踊らせたら劇団内で一番ポップでキュートなのがこの人!
わがままスィートボディーの・・・

 

鵜戸昌実

 

①バレンタインデーが終わりました。チョコレートはあげた?貰った?

バレンタインデーってあれですよね?どこかの司祭さんが処刑された日ですよね?
チョコといったい何の関係が……?

 

②バレンタインデーに纏わる思い出を教えて下さい。無い人は理想のバレンタインデーを語って下さい。

実家にいた時はなぜか妹が出来損ないのチョコをくれる日でした。

 

③バレンタインにちなんだ曲や映画など何でも教えて下さい!

ビートまりお - ぎりぎり☆ばれんたいん

 

④次の出演予定は?

今週末!2月21日㈰『BIRTHDAY』公開収録の演劇パート?の作品に出まーす!
詳しくはこちらから!

 

⑤上記に向けて今頑張っている事は何?

稽古や何やらで睡眠時間がめためたになってしまい寝不足でふらふらしているので、稽古途中に寝ないように頑張っています!

 

⑥2月の目標を!

しっかり睡眠をとる!!!

 

 

劇団員の中で今1番抱えてる本番が多いのが鵜戸君。

多忙の中、副座長という責任もあるのでしょう、稽古にしっかり参加してくれててありがたいです。

お互いアラフォーなので体には気を遣いながらいこうぜ!

以上、2月のアンケートブログ『鵜戸昌実とバレンタイン』でした!

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鵜戸昌実2021年の抱負2021/01/18

劇団員の抱負が続々と届いております!

あっ、これを更新しているのは清水宏香ですよ。

皆にグループラインで投げたアンケートの回答を纏めて投稿しています。

楽しいので季節の変わり目とかに定期的にやろうかな。

 

 

さて、去年は劇団まんまるの組織的にも色々と変化のあった年でした。

副座長というポジションが空席になって久しかったのですが、今一番舞台に立ちたい欲の強いこの男が名乗りを上げてくれました。まずは新年の抱負をご覧下さい!

 

鵜戸昌実

①お正月は何して過ごした?

仕事して帰って寝るの繰り返しでした……

 

②初夢は見た?どんな夢?

初夢は……見た気がするけど……覚えてないです……

 

③お節の具材では何が好き?

カラシレンコン、ハム(をただ切ったやつ)、昆布巻き! (実家オリジナルおせちより)

 

④次の出演予定は?

家族草子「月の庭」1/30 土

演劇×音楽コライトプロジェクト「BIRTHDAY 」2/21 日

株式劇団マエカブ結成10周年記念公演「円卓の騎士 嘆きの剣、祝福の鞘と」 5/2 日

 

⑤上記に向けて今頑張っている事は何?

それぞれの舞台での役が全然違うので、混ざらないように気をつけながら稽古しています!

 

⑥2021年の抱負をひと言!

去年あんまり舞台やった気がしなかったので、今年はいっぱいやりたいと思いますー

あんまり舞台やった気がしない、と言いながら殆どの舞台のスタッフを務めてくれいる欠かせない存在です。

カメラロール探すと圧倒的に食べてる写真が多い鵜戸君ですが、ここは敢えて、稽古で代役を務めてくれてる写真を。

今年は年始から早速出演予定目白押し!

本役で沢山活躍するので、鵜戸ファンの皆さんご期待下さい!

以上、鵜戸昌実2021年の抱負でした!

 

 

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これからの季節に…… 稽古場暖房 うどどん2020/12/11

どうも!少し前から副座長となった鵜戸です。

 

第8回四国劇王お疲れ様でしたー!!!
このコロナ禍の中、無事開催されて本当によかったと思います。

 

我々劇団まんまるは見事決定戦に進み、2位という結果を残すことができましたー!

 

 

 

いやー皆頑張りました。

 

 

 

(唯一の全員集合?写真)

 

 

脚本、演出で途中から役者になった(その上宿の手配や車の運転もしてくれた)丸山さん。

 

毎週末徳島に来て練習に漢飯に付き合いながら役者を引っ張っていってくれたくっつん。

 

僕にオーディションで勝ち、途中先輩二人に置いていかれそうになっても負けずに最後まで役をやり抜いた真晟くん

 

途中で役を降りたけど衣装として良い仕事をしてくれたゆきりん。

 

丸山さんが役者になる前から練習を見て、的確な助言をして頂いた宏香さん。

 

本番2日前に急に音響を頼まれ、見事役目を果たした晋作くん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……え、僕はどうだったのかだって?
まぁ僕はオーディションには落ちたし、照明としても審査員に「照明変化は要らないかな」と言われる始末。

 

 

(本番前に意気込む照明の図)

 

後は前の方から皆を温かく見守るか、皆が食べ残さないように皆(主にくっつん)のお皿を綺麗にしていたくらいだったので、今思うとあまり役に立ててない気がして来ました………

 

 

 

 

 

 

……ま、まぁあれですよ。僕の温かい眼差しと体温のおかげで日に日に気温が下がる稽古場で暖かく過ごすことが出来たということにしましょう!(?)

 

(温かく見守るうど副座長の様子)

 

 

 

 

何はともあれ、今回は2位という素晴らしくも悔しい結果となったので、次は劇王を獲るために副座長として、そして役者として精進していきたいと思います!

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おてぶのグルメ~松山城売店の抹茶アイス~2020/12/03

12月………クリスマスや正月に向けてゆっくりと街が騒ぎだす季節。

劇王に向けて稽古をしていくなかで、ふと去年の劇王の事を思い出す事が多くなった。

 

 

 

(あの時はなんかじっとしてられなかったんだよなぁ……)

 

 

 

━━━2019年 第7回劇王。私は照明としてまんまるチームに参加していた。

予選が終わり、休憩の後の決定戦を待つまでの間。
まんまるチームは決定戦に出ることが出来ず、後は控室で決定戦を見るだけとなった。

 

そんな中私はぶらぶらとシアターねこ近くの通りを歩いていた。

 

予選の時の結果から敗者復活枠で決定戦に行けるだろうと思っていた自分は、予想が外れもやもやした気持ちを紛らわしたかったのだ。

 

 

 

 

(もうどのくらいの作品も一回観てるし、あのまま控室に居るのも落ち着かないしな)

 

 

 

 

そのままだらだら宛もなく進むと松山城ロープウェイ乗り場が見えてきた。

 

 

 

(松山城か……何度も松山に来たけど行った事なかったな……よし!)

 

 

 

 

一つ決心するとそのままもと来た道を引き返す。
そう、どうせなら歩いて登ってみよう。と考えたのだ。

 

 

 

 

 

 

途中までは審査員の講評や、負けた悔しさなんかが頭の中をぐるぐると回っていたが、歩みを進めていく内に自然とそれらは消えていった。
代わりに自然とある思いが心に満ちていった。

 

 

 

 

(………しんど!!!帰りは絶対ロープウェイにしよう!)

 

 

 

 

最後の方はもう頭が回らなくなっていたが、何とか一番上まで登ることができた。

空はあいにく曇りだったが、そこは松山の街並みを一望できる素晴らしい景色が広がっていた。

 

 

 

 

 

 

(おおーさすがに凄く良い眺めだなぁ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上着を脱ぎ、火照った身体を冷ましながら色んな所を眺めているとアイスクリームを売っている売店を見つけた。

 

これは渡りに船とばかりに売店に向かいメニューに目を通す。

 

 

 

 

(伊予かんのアイスもあるのか……大分惹かれるけど今はこっちかな)

 

 

 

 

少し迷ったがつぶ餡の乗った抹茶のアイスを買い見晴らしのよいベンチへ腰かけた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぺろり

 

 

 

 

まずは一口。火照った身体に季節外れのアイスが心地よい。

 

 

 

 

パクっ

 

 

 

 

 

付いていたスプーンで餡を掬い口へ運ぶ。疲れた身体に優しい甘さが染み渡っていく。

 

 

 

 

ひゅうー

 

 

 

 

 

少し肌寒い風を感じながら目の前の景色を眺める。

 

 

 

 

パクり

 

 

 

 

甘い餡の後だとより引き立つ上品な苦味が頭の中をスッキリとしてくれる。

 

 

 

普段はあっという間に食べてしまう私だが、この時はとてもゆっくりと時間を掛けながら食べていた気がする。

そしてだんだんハッキリしていく頭の中で一つある思いに気付く。

 

 

 

(やっぱり自分役者で劇王出たいんだな)

 

 

 

 

 

 

 

さっきまでのもやもやは完全になくなっていた。

 

 

 

 

 

 

ロープウェイ乗り場から出てシアターねこへ帰る登り道。
来た時よりも軽い足取りで進みながら一つ決心をする。

 

 

 

(よし!来年は役者で劇王に出てリベンジして、伊予かんのアイスを食べよう!)

 

 

 

心の中で新たな野望の炎を灯しながら、劇王が決まろうとしているシアターねこへ向かったのだった━━━━

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(ま、今年も役者では出れないのだけどね……)

 

 

 

とはいえあの日灯った炎は消えてはいない。いつか実現するその日まであのアイスの味と共に心に残っていることだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 


今年も照明としてまんまるチームに参加しております。見に来る方もそうでない方も、是非応援よろしくお願いいたします!

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復活のウドオン2020/11/06

 

 

きこえるか……きこえるだろう………はるかな……とどろき……!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぐ~~~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すみません、寝起きでお腹空いててお腹がなりました。どうも。団員の鵜戸です。

 

 

 

そう、ある日ぼーっと仕事(深夜)してたら気付いてしまったのですよ……あの無限力(ちから)と名高いイデと、私の名前の鵜戸がとても近いところから来ているということを………

 

 

 

 

  アエオ

ダヂヅド  

 

 

 

 

………ねっ!近いでしょう?それから数時間とってもウキウキしながら過ごしてました。

後で振り替えるとどうでもいい事なのですが、深夜テンションってすごいですねぇ………

 

 

 

 

 

というわけで、久しぶりにブログを書きます。

もうどんな感じて書いてたかよく分かんなくなってます。今調べたら大体一年位書いてませんでしたorz

 

 

一年前は丁度しんちくんやってた位ですかねぇ……

 

 

それから何やってたかと言うと、劇王やって、クリスマスキャロットやって、パンドラの鐘やって、鍋手伝って、しばらく空いて、演劇大学の発表やってカブフェス手伝って、オンライン家族草子手伝って今に至るという感じでしょうか……

 

 

 

結構やってたw

 

 

 

それなのになんか満足感が足りないと感じるのはコロナが流行ってから実際の観客の前で公演出来ていないからなのかと思っています。あとは裏方(手伝い)に回ることが多かったのもですね。

 

 

 

なので今度の劇王で華麗に復活じゃい!!!

 

 

 

と思っていたのですが見事団内オーディション落ちまして観客の皆様の前に立つ機会はお預けとなりました………

 

 

 

まぁその後色々と公演の話が出たりお声掛け頂いたりして、まだ発表されていませんが近々観客の皆様の前で会う機会ができそうです!

 

 

 

その時が来ましたらまたよろしくお願いいたしますー

 

 

 

 

 

P.S.

何も写真がないのはさみしいので、適当に私が食べた物の写真を載せておきますね。(あっちのシリーズもまた書きますねー)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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おでぶのグルメ~一人焼肉祭~2019/10/15

それは8月が終わろうとするある休みの日のことだった。

 

 

前の日に変な時間に寝た為に中途半端な時間に目が覚めた私は、何を食べるかまだ覚めきっていない頭の中でむにゃむにゃと考えていた。

 

 

﹙しんどかった夏もほぼ終わったし、給料も入ったし、ちょっと奮発しちゃうのもアリかねぇ……﹚

 

 

普段は奮発しても唐揚げ弁当が鳥チリ弁当に変わったり牛焼肉定食が牛カルビ焼定食に変わる位なのだが、それもちょっとつまらない。

 

身支度を整えながらぐるぐると考えを巡らせている内にふと最近目についた看板を思い出す。

 

 

﹙そういや近くの焼肉屋、週末限定のランチやってるんだっけ?﹚

 

 

前からあったお店で最近名前が変わったのだが、古い名前も新しい名前もちゃんとは覚えていない。

 

覚えているのは外に出している看板に「週末限定ランチ1280円」と書かれていたことだけだった。

 

 

早速ネットでくわしく調べてみる。 

 

 

﹙時間も……間に合うな!﹚

 

 

そうと決まれば多少の小雨のも何のその。早速そのお店へと自転車を漕ぎ出したのだった。

 

 

 

 

焼肉天山閣中吉野店

 

 

 

 

﹙なんかカッコいい名前になってるな……﹚ 

 

 

お店の脇に自転車を止め、いざ店に入ろうとした刹那、あることに気付く。

 

 

﹙あ……今日自分一人じゃん……﹚

 

 

 

お昼頃は少し過ぎたとは言え夏休み最後の週末。もしかしたらなかは子供連れの家族で賑わっているかもしれない。

 

 

そしてここは大学も近い。夏休み真っ盛りの大学生たちがワイワイやっている可能性もある。

 

 

﹙これは……早まったか………?﹚

 

 

雨ではない雫が額から境目のよくわからない顎にかけて伝い落ちたような気がした。

 

 

 

 

 

一人焼肉。﹙しかも初体験﹚

 

 

 

一人カラオケなら何度かある。が、あれは詰まるところ個室だ。こっちは多少囲いがあるとは言え周りの様子はほぼ筒抜けである。周りが騒がしいなか一人で焼肉をするのは結構キツイものがある。

 

 

﹙幸い隣に喫茶店がある……今からでもそっちにするか……?﹚

 

 

しかしもうすでに足はお店に向かっている。ここから隣の喫茶店に向きを変えるのはさすがに無理がある。

 

 

﹙ええい、ままよ!﹚

 

 

まさかこんなことで使うと思ってもみなかった何処かで聞いたセリフの力を借りて、焼肉屋の扉を開いたのだった。

 

 

 

 

「いらっしゃいませー」

 

 

店内によく通る店員の声。その後ろにはあまり馴染みの無い最近の曲がBGMで聞こえてくる。

 

 

﹙ん……これは……?﹚

 

 

店内には静寂が満ちていた。

 

 

いや、実際音が全くなかった訳ではないが、焼肉屋としてはこれは静すぎる。何しろ肉の焼ける音すら聞こえてこない。

 

 

﹙もしかして……客自分だけ……?﹚

 

 

さっき迄の想像とは正反対の状況な訳だが、さっきと同じ雫がまた伝った気がした。

 

 

「こちらの席にどうぞー」 

 

 

席に着く。改めて店内を見回してみる。やはり客の影は見えない。

 

 

 

﹙いやいや、客がいないからどうだというのだ。とりあえずメニューを見よう﹚

 

 

 

 

メニューに並ぶ鮮やかなお肉の写真を見ていると、自然と心は落ち着きを取り戻すのだった。

 

 

﹙どれにしようかなーなんだけど……﹚

 

 

 

「すいません。『カルビ&ハラミ定食』下さい。後ドリンクバーも。」

 

 

焼肉と考えれば確かに1280円は安いけれど、普段の食事と比べるとやはり倍近く変わってくる。奮発するつもりで来たが、さっきの動揺が残っていたのか無難な選択となってしまった。

 

 

「かしこまりましたー」

 

 

店員がコンロに火を着け、カウンターへ戻って行く。

 

 

 

 

サ――――――――

 

 

雨はまだ降っている。

 

 

 

 

「…………………♪」

 

 

目の前で徐々に熱を帯びてゆく鉄板に合わせて少々沈んでいた気分も上向いてくる。

 

 

「お待たせしました。カルビ&ハラミ定食です。」

 

 

きれいに盛られたお肉が届く。

 

 

 

 

 

 

静かな店内、一人きり。

 

 

 

 

邪魔する物はなにもない。

 

 

 

﹙うーむ、これはこれで良いかもなぁ﹚

 

 

ドリンクバーのグラスに飲み物を注いで席に戻った時には、すっかりご機嫌になっていたのだった。

 

 

 

﹙さてさてー、一通り並べてみますか!﹚

 

 

ジュー、じゅわーー

 

 

 

 

 

様々な具がそれぞれ異なる音を奏で始める。

 

 

熱が伝わるに連れてその輝きを変えていく。

 

 

良い感じのところで引っくり返すと、落ち着いていた音がまた盛り上がっていく。

 

 

 

 

 

その最高のショウをかぶりつきで魅入っている自分がいた。

 

 

 

﹙いやーたまりませんわー﹚

 

 

 

誰かと話す訳でもなくただお肉達が焼けるのを眺める。それだけでここまで心踊るとは思わなかった。

 

﹙では早速………♪﹚

 

 

 

ウキウキ気分で焼けたカルビをタレにくぐらせて口に運ぶ。

 

 

 

ジュワッ!と口のなかにタレとカルビの脂の旨味が広がる……!

 

 

直ぐご飯と行きたいところだがそれを堪えながらゆっくりと味わう。

 

 

 

﹙せっかくだし、ゆっくりじっくり楽しもう﹚

 

 

 

十分に堪能したところで次のお肉に箸を伸ばす。ハラミだ。

 

 

 

ぎゅっとした心地よい歯応えと共に、少し癖のあるお肉の香りが鼻腔を通り抜ける。

 

 

 

﹙あー、この癖がなんとも良いのよねー﹚

 

 

 

個人的に好きな焼肉の部位のなかで一二を争うのがこのハラミ。ロースなんかの上品な部位に比べて癖が強いのだが、自分にとっては “だが、それがいい” のだ。

 

舞台の世界でも癖の強い役者なんていっぱいいるけれど、その癖を上手く使って人気のある人はたくさんいる。

 

自分も癖が強い﹙特に見た目﹚役者なのでこの癖を上手く活かして行きたいものだと思う。

 

 

 

﹙さーてまだまだいきますわよー﹚

 

 

 

 

 

お肉を食べたら次を焼く。合間に野菜やご飯を楽しむ。そんな感じでソロ焼肉ショウを楽しんでいたのだが、気づけば1杯目のご飯は無くなり、お肉も半分を切っていた。

 

 

 

﹙ふぅ。ここからだな………!﹚

 

 

 

このまま優雅なショウを楽しむのもいいが、やはり焼肉。最後は一気に燃え上がろうと、すっかり火の着いた心が叫んでいた。

 

 

 

「すいません、おかわり下さい。」

 

 

ご飯のおかわりを頼み、飲み物を注ぎにいく。

 

 

席に戻ると残ったお肉達を一気に鉄板に並べる。

 

 

ジャー!

 

 

 

 

 

 

 

フィナーレに向かいお肉達の祭囃しが鳴り始める。

 

 

「お待たせしましたー」

 

 

店員さんが白い御輿を運んで来る。

 

 

 

﹙さぁ、お祭りだー!!﹚

 

 

 

心の中でそう叫び焼けたお肉とご飯を一緒に口の中に運ぶ。

 

 

 

 

そこから先はもうあっという間だった。

 

 

優雅なショウから始まった一人焼肉は、最後にはさながら火力発電所の如く燃え上がったのだった。

 

 

 

 

 

 

「ありがとうございましたー」

 

 

 

会計を済ませて外に出る。火照った体にぱらつく雨が心地よい。

 

 

 

﹙いやー思った以上に盛り上がっちゃったなーまた公演終わったらやろっかな﹚

 

 

11月には劇団の本公演『しんちくん』がある。それに向けて練習も頑張らねばならない。

 

 

 

﹙次はホルモンもあるやつにしようかな?﹚

 

 

 

が、今はそんなことも忘れて祭の後の浮かれた気分を引きずりながら家路に着いたのだった。

 

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【休載のお知らせ】2019/08/13

先日の大木さんのブログにてぶちあげられた「おでぶのグルメ~バーベキュー編~」ですが、作者の都合﹙そもそもネタにするつもりがなかった&お盆営業で疲れて頭が回らない﹚により今回は休載する事となりました。

 

 

 

また別の内容で近々掲載する予定なので、その時迄お待ち頂けたら幸いです。

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

どうも。団員の鵜戸です。どうもすいません。

 

 

いやー個人的にバーベキューって食べるよりも火の番する方が好きなんですよね。炭に火を付けてそれを大きくしていくのが良いのです。そして焼けたかなと真っ先にお肉を口に放り込む。

 

 

 

あ、やっぱり食べるのも好きでしたw

 

 

 

 

さて、お盆真っ只中であります。皆さんはお盆どのように過ごしていますでしょうか?

 

私は阿波おどりの余韻に浸りながら家路につく人々を横目に地獄﹙職場﹚へと自転車をこぐ感じてございます……

 

 

 

 

 

 

 

そして出勤そうそう目の前に現れる阿鼻叫喚の地獄絵図!!!﹙大混雑した店内﹚

 

 

 

 

 

 

そして地獄の洗礼を生き抜いた後は休みを満喫しようとウキウキしている人達を横目に家路につく感じでございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

orz

 

 

 

 

 

 

そんな私の最近の癒しは仕事終わりに職場近くのスーパーでアイスを食べること。

﹙今日は白くま!﹚

 

 

 

火照った体を一度落ち着けてのんびり帰るのが良いんです。そしてさっさと寝て、また夜の仕事に備える……

 

 

そんな感じで今年のお盆も凌ごうと思っております。

 

 

 

 

 

さてさて、そんなこんなでお盆休みなのですが、徳島でも阿波おどり以外のイベントが色々とあるようです。

 

 

そのなかでもおすすめなのがポッポ街のけんどビルで行われる「お化け屋敷」

 

 

 

実は……

 

 

 

 

このお化け屋敷……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

………本当にでるんです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まんまる団員が!!!

 

 

 

 

まあ誰がどんな感じででるのか私はよく分かっていないのですが﹙﹚

 

それは行ってのお楽しみということで、阿波おどり前に寄ってみると良いのではないでしょうか?

 

 

くわしくはこちら

 

 

それではまだまだ暑い日が続きますが体調には気を付けてお過ごし下さいませー

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おでぶのグルメ~観劇ラーメン~2019/05/01

それはクゥカンパニーさんの舞台「デッドエンドインザ廃墟」を見た帰りの事だった。

﹙この日のメンバーは丸山さん、宏香さん、大木さん、英くんと私﹚

 

 

今から帰ると徳島に着くのは夜になる。舞台の前に皆でうどんを食べはしたのだが、帰る頃には腹ペコになりそうだ。ならばせっかくだしこっちで何か食べて帰ろうという感じになった。

 

 

帰りの車の中で舞台の感想を話しながら何を食べるか相談する。

 

 

愛媛まで来てマックやモスは流石に無いし、かといっていいお店を知っている訳でもない。
こんなときにスパッと決めてくれそうな丸山さんは運転中だし、そもそも食べても食べなくてもどちらでもいい派だったので「高速に乗るまでに決めてねー」といった感じだった。

 

なかなか決まらないなか、私もマップで色々見ていたのだがその中で一際目を引く写真を見つけた。

 

 

﹙このもやしの量は……そういや徳島でこんな感じのラーメン屋行ったことないな……﹚

 

 

そこにはもやしが高く盛られたラーメンの写真があった。
クチコミも悪く無さそうだし、いい感じだ。

 

 

「あのこんな感じのラーメン屋があるみたいですが………」

 

 

皆に提案してみる。

ちょうどICの近くだったし、他にいいお店も見つからなかったので、じゃあそこでとあっさり決まったのだった。

 

 

 

骨太味覚 井門店

 

 

 

 

外の看板には「創業1999年」の文字が。

 

 

「なんか割と新しい感じがするけど20年やってるのか」
「なんか北斗の拳を思い出した」

 

なんて感じの会話をしながら、骨太と言うわりにはおしゃれな玄関をくぐった。

 

 

「いらっしゃいませー」

 

 

座敷席に通されメニューを貰う。

 

 

「あちらの看板のトッピングは無料になっております」

 

 

看板を見ると背脂、野菜、ニンニク、魚﹙鰹節﹚のトッピングがあった。

 

 

﹙ふーむ、チャーシュー麺の野菜カチ﹙大盛りの事﹚にするとしてご飯はどうしようかな……﹚

 

 

私はだいたい替え玉とか麺大盛りにするよりはご飯をつける。
このお店も大盛りや漢盛り﹙どんな盛りだろうか…﹚があるみたいだが、つけるならばやっぱりご飯だ。だが、写真の感じだと野菜だけでもなかなか苦しい戦いになりそうである。

 

 

周りを見ると皆大体決まったようだ。
大木さんはまだ迷っているようで、いつもの「背水の陣」﹙店員を呼び、皆の注文が終わる迄に決める技﹚を発動していた。

 

私も店員さんがくるまでの間悩んでいたが、ふとご飯と煮卵のお得なセットを見つける。
その瞬間、私の心は新緑の季節に相応しい青空のように晴れ渡ったのだった。

 

 

 

「チャーシュー麺の野菜カチ。Aセットで」

 

 

 

 

 

 

全員の注文も終わり、皆で会話の花を咲かせていると、ほどなくしてラーメンが運ばれてくる。

 

 

 

丸山さんは野菜ちょいカチにニンニクと背脂を足したガッツリ系。宏香さんは普通のラーメンの野菜ちょいカチ。大木さんは自家製ラー油の赤ラーメンに野菜ちょいカチ。英くんは味噌ラーメンを頼んだのだが、間違って別のラーメンがきたので作り直して貰うことになったのですこし出遅れる事になった。

 

 

 

 

 

﹙では……いざ勝負!﹚

 

 

 

謎の気合いを入れて自分のラーメンと向き合う。
カチカチに盛られた野菜﹙大体もやし﹚を崩すと完全に麺が隠れてしまった。

 

 

﹙これは……あれか。上の野菜に時間を掛けると麺が汁を吸って大変なことになるやつだな!﹚

 

 

何かで得た知識を元に野菜に隠れた麺を引っ張り出しながら食べ進めていく。

 

 

気が付けば周りの皆もいつもより口数が少ない。味は良いのだが、ちょいカチでもなかなかの量なのが効いているのか……

特に宏香さんは「もやしが全然無くならないー」とくじけそうになっていたが、丸山さんのアドバイスもあってなんとか喰らいついていく。

 

私もなかなか消えないもやしと戦いながら黙々ともぐもぐしていく。

 

 

ずっ、ずずっ。 バリバリ。もぐもぐもぐもぐ………

 

 

私は麺を啜る音ともやしの歯ごたえの音のハーモニーを奏でながら、今日見た舞台の事を反芻していた。

 

 

私は舞台を見るときに油断すると直ぐ気が散ってしまうのだが、今回はずっと舞台に集中して観ることが出来た。
至る所に散りばめられたネタに読めそうで読みきれない展開。ホロリとくる場面もあって衝撃のラストが締め括る。
共演した事のある立木さんと上松さん﹙どちらも台詞のやり取りはなかったが……﹚以外はあまり知らない役者さんばかりだったけど皆とてもいい味を出していて、また観たくなるとても良い舞台だった。

 

 

﹙そういえばアンケートで立木さんに触れるの忘れてた……立木さんごめんなさいorz﹚

 

 

 

 

気が付けばほとんどの麺ともやしをやっつけて、残るは煮卵とチャーシューとご飯が残るのみ。

 

 

﹙お腹の具合は………問題なし!﹚

 

 

こうなったら後はボーナスタイムだ。間で卵を齧りながらチャーシューとご飯を頬張っていく。

 

 

周りの皆も大体方が付いたようだ。途中苦戦していた宏香さんもなんとかなりそうだ。

こうなると自然と会話もまた咲いてくる。

 

 

普段は一人でご飯を楽しむ私だが、こんな感じに皆と一緒に食べるのもやっぱりいいなと思う。

 

 

「ごちそうさまでした」

 

無事宏香さんも完食できた。皆も味に満足できたみたいで良かった。

 

 

会計を済ませ、お店を出たところで丸山さんに「この店は星いくつ?」と質問された。

 

 

「うーん、星4つですかね」

 

 

私はなんとなく通ぶって答えた。

 

 

直ぐ隣のコンビニに寄った後もう乗りなれた赤いデミオに皆で乗り込む。

今日の舞台の話にまんまるや徳島演劇ネットワークのこれからなど、徳島迄の帰り道の間、また皆で会話の花を咲かせるのだった。

 

 

 

 

 

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おでぶのグルメ~和菓子で花見~2019/04/16

﹙あー、いい天気だなぁ……桜も満開だ……﹚

 

 

 

 

夜勤が終わり、朝とも昼とも言えない位の時間。せっかくいい時期なので徳島城公園の桜を見ながら帰ろうと少し遠回りして帰っていた。

 

すると一軒のお店からお客さんが出てくるのが目に入った。

 

入り口のそばには穏やかな風の中「いちご大福」の文字が書かれた旗がゆらゆらと揺れていた。

 

 

﹙あー……﹚

 

 

仕事の疲れと舞台の本番が終わって気が抜けていた私は揺れる旗に誘われるようにそのお店へと寄っていった。

 

 

 

菓游 茜庵

 

 

 

きっと歴史があるであろう和菓子のお店。

 

歴史を感じさせる建物に必要以上に飾らないその佇まいに何時も気後れしてしまいなかなか入るきっかけが作れなかったのだが、この日はそれなりにお客さんの出入りもあったのも手伝ってするりとその暖簾をくぐったのだった。

 

 

 

「いらっしゃいませー」

 

 

 

お店の中ではなん組ものお客さんがお土産用に和菓子を注文していた。そしてお店の人も忙しそうに小さいお店の中を行き来していた。

 

 

 

 

﹙いちご大福の他には……桜餅と柏餅。あと桜の花のお饅頭があるのか……﹚

 

 

 

 

「伺いましょうかー?」

 

 

 

いちご大福のお供はどれにしようかと考えていたら店員さんから声をかけられる。

 

 

 

 

「えーっと……いちご大福と…桜餅を一つずつ」

 

 

 

他のお客さんがお土産用でたくさん買っていく中で自分用ですこしだけ買うのはなんか気が引けたが見栄を張っても仕方がない。

 

注文を済ませてすこし店内を見渡して見る。

 

 

 

﹙向こうのテーブルと椅子は……中で食べることもできるのかな?﹚

 

 

 

いわゆる甘味処みたいな感じて注文したりできるかもしれない。店員さんに聞こうとも思ったが忙しそうなのでやめておこう。

 

 

 

「いちご大福と桜餅で452円です。」

 

 

 

お代を渡し、御釣りを待つ間に小さな子供連れの親子が入ってきた。

 

 

 

「僕、いちご大福がいいー」

 

 

 

﹙気が合うな、少年!﹚

 

 

 

なんて謎の返しを心の中でしながら御釣りを受け取ってお店を出る。

 

 

 

 

﹙せっかくだし公園の中で食べるかー﹚

 

 

 

公園の駐輪場に自転車を停めてしばし歩く。

 

 

 

中ではいくつもの花見の場所取り用のシートが敷かれ、ちらほら始めているところもあった。

 

 

 

﹙とりあえずお茶を買って……いい感じのベンチを探すかな?﹚

 

 

 

 

 

 

桜の花びらの舞う公園の中をゆっくりと歩いてゆく。

 

 

周りからは砂利道を歩く音に混じって楽しそうな笑い声が聞こえてくる。

 

 

 

﹙ここにするか……﹚

 

 

 

道からすこし外れた広場に半円状に並んだベンチのひとつ。桜の枝の真下に陣取り、先ほど買ったお菓子を取り出す。

 

 

 

 

 

﹙うーん、一口は流石にもったいないなー。ちょっとずつ食べよう﹚

 

 

 

 

かぷり。

 

 

 

 

 

一口かじるとすぐにいちごの甘い汁があふれでてくる。

垂れ落ちそうなその滴を舌で掬うと口のなかに爽やかないちごの香りが広がる。

 

 

 

﹙おぅこれは…やはり……流石ですなぁ……﹚

 

 

 

疲れと眠気で只でさえ少ない語彙がより減った状態ではこの美味しさをうまく言葉にすることが出来ない。

 

 

 

 

ごくり。

 

 

 

お茶が旨い。

 

 

 

 

 

 

がぷり。

 

 

 

もう一口。鼻に抜けるいちごの香りと共に心地よい風が花びらを舞い上げながら吹き抜けていく。

 

 

 

 

ぱくり。

 

 

 

 

残りを口の中にほうり込む。広がる味と共に暖かい陽射しが心身共に暖かくする。

 

 

 

 

 

﹙あれ……?もうないや……﹚

 

 

 

 

 

いつの間にかなくなっていたいちご大福を惜しみながら次の桜餅に手を伸ばす。

 

 

 

﹙小さい頃はこの葉っぱはがして食べてたなー﹚

 

 

 

がぶり。

 

 

 

桜の葉のしょっぱさと歯ごたえがいいアクセントになって見事なハーモニーを繰り広げる。

 

 

 

ぺろり。

 

 

 

 

……気が付けばあっという間に2つのお菓子はなくなっていた。

 

 

 

﹙あぁ……平和ですなぁ……今日は練習もないし﹚

 

 

 

 

ネットワーク公演が終わってしばらく経つ……。

残ったお茶を飲みながらふと公演のことを思い出していた。

 

 

 

﹙なんか、久しぶりにしっかり手応えが合ったと感じることができた舞台だったなぁ﹚

 

 

 

今回は喜劇だっただけに、自分達が上手く出来た時に笑い声で反応がすぐに分かりやすく返ってくることがどれだけ心強い事なのかを改めて感じることができた。

 

練習の結果が出せてそれにお客さんが笑い声で返してくれる。その声によって役者達が更に良いパフォーマンスを発揮する。

 

その流れを感じながら舞台に立つ事が出来たのはとても良い経験になったと思う。今までは本番終わってから客出しやアンケートまできちんと伝わったかわからず途中で不安になることもあったし、アンケートで触れて貰えなければちゃんと伝わったかわからなかった。だが、今回でしっかり練習してそれが本番で出来ればちゃんと伝わるのが分かった。

 

この経験があればこれから先もしっかり練習を積めば自信を持って本番に向かう事ができるだろう。役者として一つ自信が付いた舞台だったと思う。

 

 

 

 

﹙さてと……人も増えてきたなー﹚

 

 

 

気が付けばもうお昼前。周りでは続々と人が集まり至るところで宴が始まっている。遠くでは結婚式用の写真を撮りにきたカップルが見える。

 

 

 

﹙そういえば去年はこの辺で花見したっけ?﹚

 

 

 

なんて思い出していると一組の老夫婦に声をかけられた。

 

 

 

「あのーこのベンチ、半分いいですか?」

 

 

「あっ、すいません。いいですよー」

 

 

 

広げていた荷物をまとめて端に座り直す。不動産見ると二人も茜庵の袋を提げていた。

 

 

 

﹙おっ、流石わかってますなー﹚

 

 

 

心の中で謎の親近感を感じながら上を見上げる。

 

 

 

一面の桜の花の隙間から太陽が覗いている。

 

 

 

 

 

 

ぐびり。

 

 

 

 

残りのお茶を口に運ぶ。荷物をまとめてベンチを後にする。

 

そのままゆっくりと周りの宴を眺めながら家路に付いた。

 

 

 

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