次回公演。

朗読劇

小さな家族草子

2021年、2022年と、劇団まんまると徳島にてコラボ公演を重ねてきた『家族草子』。
今回は『家族草子』明樹由佳さんと劇団まんまる清水宏香が小さな家族草子公演を開催します。

家族草子とは

家族草子は、台本を手にしながら演技をするという、朗読と芝居を融合させた独自のエンターテイメントです。
大掛かりなセットや装置も用いらず、舞台上にあるのは椅子のみ、演者はシンプルなモノトーンの衣装を着用。
他の朗読劇とは異なり、座ったままではなく、芝居同様、舞台上を動き回ります。
物語は、すべて「家族」にまつわるもので、身近な題材を用いているため、多くの方々が親しみやすい内容です。
観て頂いて「楽しかった・面白かった」と感じて頂ければ十分ですが、改めて、ご自身の「家族」について考えてみたり、いろんな出来事を思い出し
たりするきっかけになればと思います。

家族草子主宰者 森浩美

作詞家、小説家。田原俊彦「抱きしめてtonight」、森川由加里「SHOW ME」、SMAP「青いイナズマ」「Shake」「ダイナマイト」等、作品総数約700曲。また、家族を題材とした「家族の言い訳」「こちらの事情」「夏を拾いに」等のロングセラー小説多数。近著に「ひとごと」「家族連写」「終の日までの」。

公演情報

日時

劇団まんまる「心浮く二拍子」

作・清水宏香

東京で生まれ育った大学3年生の主人公・祥子は、夏休みを利用して母の実家のある徳島に来ていた。
祥子の母は、その年病で亡くなった。
母が愛し、子供の頃にたくさん話してくれた「阿波おどり」を自分もやってみたいという思いを遂げるため、連に入る。
しかし実際に踊ってみると阿波おどりは見ているよりもずっとハードだった。
阿波おどりに情熱をかける友達や連員との交流を通して、母の言う「心が浮く」という踊りを追体験していく。

家族草子「準備万端」

作・森浩美 双葉文庫『終の日までの』所収

順調にキャリアを積み、それなりの地位も手にしている主人公・望美。
ある日、母親から電話があり、一緒にデパートの写真館へ行こうと誘われ、しぶしぶ付き合う事になってしまう。
この母は、「思い立ったらすぐ行動」を絵に描いたような性格。
今度は何を思い立ったのか・・・。
すると、母の口から出た言葉は「終活」だった。
遺影にする写真を撮っておきたいと言う。
やがて、父親も巻き込み、家族の終わり方に思いを巡らせる。

日時

2024年5月11日(土) 13:00・18:00
※開場は開演の30分前です。

料金

前売り¥2,000 当日¥2,500

場所

阿波おどり&ミュージック コティ

ご予約

ワークショップ情報

観ているだけじゃ物足りない!
家族草子メンバー、明樹由佳さんを講師に迎え、前日に公演をした作品「準備万端」など、短いシーンを用いたワークショップを開催します。
生き生きとした朗読劇を作るために、言葉と身体からアプローチする方法を皆で体験しましょう!
劇団まんまる清水宏香も基礎練習のお手伝いをします。
未経験者の方、年齢問わず参加可能。
最後には講師によるシーン実演も行います!
お気軽にご参加ください♪

日時

2024年5月12日(日) 13:30~16:30
※開場は開催の30分前です。

料金

¥2,000

場所

藍住町総合文化ホール 小ホール

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