I hope I get it

しばらくぶりのブログです、清水です。

あっ、劇団まんまる辞めてませんよ!?

 

 

お知らせしたい事とか色々ある気もするんですが、何かそんな気分じゃないので、つらつらと思い出話とか書こうかなと。

 

 

徳島駅の近くに『とくしまCITY』っていうショッピングモールがありまして。

どうでもいい情報ですが1Fに入ってた雑貨屋と服屋で30歳手前位までバイトしてました。

2013年に残念ながら廃業して、今はそこはホテルに変わったんですけど、昔はいろんなお店が入ってて、面白い所でした。

 

 

で、私が高校生くらいの時、

このCITYのフロアの一角で、徳島のアマチュア劇団が集うお祭り、『CITY演劇フェスティバル』というのをやってたんです。

徳島の老舗劇団テアータさんも出てました。

 

私が足を運んだのは一年限り、その翌年は無くなったのかな、でも、

いつも服や雑貨を買いに行ってる場所の一角が、暗幕で覆われてて、その中に足を踏み入れたらそこはもう別世界で、名も知らないけど大人の俳優さんが演劇をいっぱいしてるって、

めちゃくちゃ興奮しましたね。

いまだにずっと忘れられない。

 

貰ったパンフレットの劇団をひとつひとつ覚えては、作品について振り返ったり(高校生なので批評家目線でもあった)、大人になったら入りたい劇団とかを夢想していました。

 

でも、そのフェスティバルも、アマチュア劇団も、ほとんど今はありません。

テアータさんくらい。テアータさんマジでリスペクトですよ。

あの時の興奮と、市民劇場で青年座の『MOTHER〜君わらひたまふことなかれ〜』を観た帰りの興奮は忘れられません。

 

 

あの時の興奮を追い続けて今がある。

 

 

上手い俳優になりたいし、良い作品に関わりたいけど、それ以上に、演劇でもっと興奮を味わいたい。

その為にどうすればいいかを考え続けて、今に至ります。

そう、演劇って、すげーワクワクするし、舞台に立つのはもっとすげーワクワクする。

もし長く続けられる秘訣を聞かれたらきっとコレだと答えると思います。

 

 

 

そんな初心を思い出す様な舞台を観て来ました。

いや、ガチプロの作品です、

劇団四季の『コーラスライン 』

底辺から這い上がろうとするダンサー達のオーディション風景を歌とダンスで綴るミュージカル。

皆、それぞれ別々の背景があり、でも一心に願うのは『舞台に立ちたい!』それだけ。

その熱量は簡素な舞台を何よりも輝かせて魅力的に見せていました。

 

 

 

 

なぁ、そういう熱量、失ってないか?

大丈夫、私はまだ尽きてない。

この日着てったパーカーの文字、「HEART BEAT」って書いてるけどそのまんまやで。

 

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