いっぱいしゅき。

こんばんは、広報清水です。

 

現在の時刻、3時。

真夜中の、草木も眠る丑三つ時を越えた、3時。

 

眠らない不夜城、それが我が家なのです。

 

いえね、ラジオで放送する音源の編集などをしていましたらこんな時間になっちゃったんですね。

内容は、路上ライブをされているミュージシャンの方へのインタビュー。

お声を戴く皆さんの肩書は、

セミプロから出張中のサラリーマンまでと幅広いんですが、

皆さん、音楽について語る時の熱が本当に凄い。

どの方もアポ無く街で歌ってる所に突撃していますが、

それでもたくさん喋ってくれるんです。

「好き」の持つ力は、こうも人を惹きつけるのかと実感させられます。

 

コーナー名は「ブレーメンの音楽隊」

毎週木曜日の夕方16時20分頃〜放送しています。

良かったらラジオ聴いてね。

 

 

さて、劇団のブログですので劇団の事もちゃんと書きますよ。

我々劇団まんまるの第4回本公演「吃音ヒーロー」

絶賛稽古中です。

 

 

写真は、次の公演地ワイトリーユの街目指し馬車を進める

旅劇団のシーンです。

 

 

劇団まんまる初の長編で初のファンタジー。

正直、戸惑ってる劇団員も多い気がします。

 

この前までやってた(気がする)『4月になれば彼女は』の様な具体的な部屋のセットもないですから。

そこが馬車の中だと言えば馬車の中なのですよ。

 

抽象的な舞台の上で、演出が見せたいと望む物をどれだけ役者がイメージしシェア出来るかが大事ですね。

 

今日の稽古は主にシーンの繋ぎをいろいろ試していく時間でした。

物も少なければ人も少ないので、一人で何役も入れ替わり立ち替わり。

テンポやリズム感が必要なので、静かな会話劇が好みな私には難関です。

しかし四の五の言ってられませんので頑張ります(月次み)

 

 

ミュージシャンの話に戻りますが、

我々も演劇を「好き」な力は強いです。

しかし、「好き」なだけでは、

稽古が好きな人で終わる。

 

 

何をどう「好き」なのか。

台詞を言うのが好きでもいいでしょう、

でも、それよりも、その台詞の奥に秘められた思いを紐解き伝えることが好きな人の方が、きっといいお芝居が届けられる。

体を動かすのが好きな人、

それよりも、物語を動かす上でピタリのタイミングを図って作品の求めるキャラクターに即して動ける役者の方が、いい演技を見せられるはず。

 

 

 

まあでもね、何や言うても「好きこそものの上手なれ」ですからね。

最終的には好きじゃないと何も出来んですからね。

 

 

そして私は、いっぱい悩んで考える事が好きな演劇人が、好きです。

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