劇団まんまる

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Blogcategory: 清水宏香

it’s lovely to be 402021/03/17

最近色々あって、ブログ書く気も起きませんでした。

ほら、引っ越しとか、東日本大震災から10年とか、誕生日とか、演劇しんどいとか。

 

 

清水宏香です。

 

私の話をしましょう。

や、いつだって私は私の話しかしないんですが。

劇団まんまるブログですが、私って結局演劇の話しかしないんですから問題は無いですよね。

 

 

高校生の時に演劇部に入って以来、ずっと演劇を続けてる私ですが、どういう訳か同級生に恵まれませんでした。

高校演劇部の同級生は5人。その内の1人の女の子がボス的存在で、同級生の男の子と付き合ったりちょっと派手な子でした。私とはカラオケ2人で歌ったり仲良かった時期もあったんですが。いつの間にかめっちゃ嫌われてしまいました。ほとんどの子はその子側に付いて、で、私は逆に先輩と後輩にはめっちゃ好かれてました。それがまた嫌われるのを加速させたりしました。同級生は引退する中最後まで部活に残って演劇を作ったのは私だけでした。

 

大学演劇クラブの時も私の代は不作で、先輩と後輩は人数多かったのに私の学年は4人位でした。それでも高校の時に比べたら随分上手くやってたんですが、ある時、3年か4年か忘れましたが、1人、本当に親友と思ってた子に絶交されまして。それからは一言も口を聞いて貰えませんでした。理由はまだ分かりません。未だに夢に見ます。それでも、私は卒論を書きながら最後の最後まで卒業生公演をやりました。

 

 

こうやって続くと、私に否があるんだろうなって思わざるを得ません。

それでも、演劇は続けて来ました。

私が辞める道もあったろうに。辞めませんでした。

私から辞めると言った事がある物は少ないです。クソなバイトとご飯を食べなければならない仕事だけでした。

 

 

私は、私から何かを辞めるのが苦手です。

だからずっと演劇を続けてるのかも知れないです。

でもね、もう、40歳が来ました。

ちょっとしんどいなって時も増えてきました。

歳下の子との差は開くばかりです。

 

 

しんどいって書きましたが、辞めたりはしません。

でも、休めと言われたんだとは思っています。

 

 

竹内まりや曰く、ラブリー40代に入りました。

これまで関わってくれた皆さん、ありがとう。

これからも関わってくれる皆さん、よろしくね。

 

 

 

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ハッピーバースデー!(もうすぐ)2021/02/24

公演後はいつも早くブログ書かなきゃと思いながら、今回は少し疲れが溜まって2日程演劇の事考えられませんでした。

清水宏香です!

 

久しぶりの演劇イベント、360°ネオ・オムニバスエンターテイメント『BIRTHDAY』

公開収録が無事終了しました!

 

 

色々と書きたい事はありますが、ひとまず、

一緒に制作してくれたアーティスト、GEEK!GEEK!GEEK!さん、HighTさん、第二倉庫アクア・チッタ岡部斗夢さん、炊き出し美味しかった婦人会の皆さん、広報のAWAPさん、協力してくれた音響車田さん、照明佐野さん、本当に本当にありがとうございました!!!

そして、テアータの千崎さん、フリーのゆっちゃん、劇団まんまるの面々も裏表で大活躍でした、ありがとう!!!

 

 

こんなにイベントで面白い思いが出来たのは久しぶりです。

斗夢さんが『仕込みから楽しぃてしゃーない』って笑ってましたが、ほんまそうでした。

思えば『水辺の演劇祭 あくと・ちった』以来、仕事でも演劇でも関わり続けてくれました。

常に現場に立って楽しむ姿は、こんなオトナになりたい!と思わせてくれます。

また一緒におもっしょい事しましょーね!

 

 

…と言いつつ、この企画は、まだ終わってません(笑)

動画が出来てようやく完成なのです!

なので、皆さん今しばらくお付き合いくださいねー!

また完成の暁に、写真と共に振り返ります!

 

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うみのくるしみ2021/02/14

連日の稽古が続いています。

体ヘトヘトで頭もガンガンしますが、ブログ書きます。

清水宏香です。

 

演劇×音楽コライトプロジェクト『BIRTHDAY』

演劇パートの稽古も佳境に差し掛かっています。

写真は会場アクア・チッタでの立ち稽古の様子。

360°カメラで撮影するので、写り方も確認しています。

 

 

 

作品を作るのはとてもしんどいですね、楽しいけどしんどい。

誰かしらが受けた何かしらの体験を、何度も何度も繰り返してる訳ですから、

まるで延々と繰り返される時間の中で歳だけとってってる気分です。

そんなん嫌やぁああ。

 

この繰り返しを経ても新鮮な状態を保つ為に稽古を重ねる。、。演劇は、一度覚えてまた積み上げて行く作業という、どこか矛盾めいた部分があるのです。

わー、しんどくない訳が無い。

 

 

 

そう言えば、先週、『BIRTHDAY』の為にGEEK!GEEK!GEEK!・HighTの2アーティストでコライトされた楽曲『バースデー』が、FM徳島で宇宙初オンエアされました!

いわゆる解禁ってやつは、キー局でしかほぼ無いので、これ告げる時テンション上がりましたよね!

ラジオで色んな人にインタビューして来ましたが、初めの頃はフォーマットなど全く作らずぶっつけでした。

でも、今は相手の事をめちゃくちゃ調べて、何ならTwitterとかインスタから直近の事や作品にまつわるこぼれ話を集めてインタビューに組み込みます。

知らない方が新鮮な反応が出来るかも知れない。

でも、知った上で聞く事で、必要な情報を引き出し必要な反応が出来る。

私達の仕事は、自分が知る事では無く、ラジオの向こうのたくさんの人に知ってもらう事なのです。

その為には取捨選択は必須です。

少し演劇にも似てるなと思います。

 

 

本番(公開収録)まで残り1週間になりました。

とにかく今は、体調を崩さないように残りの時間を過ごして行きます。

ここから、新しい表現が生まれます。

その誕生を見届けに来て下さいね。

 

特設サイトはこちら『BIRTHDAY

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BEAUTIFUL DREAMER 舞台に咲く泡沫の夢2021/02/02

皆さんこんばんは!
あっという間に2月になりましたね~。
雪山に行かない限り冬は嫌いです!清水宏香です!

 

1月最後の、久しぶりにポカポカした日となった31日。
徳島でコンドルズの公演が行われました。

観に行ってきた私の感想は、FBに綴っていますので良かったらご覧下さい!

 

 

演劇大学in徳島からのご縁、スズキ拓郎さん、
今回はコロナの関連で演者のお見送りも物販も無しで会えませんでしたが、
また来年度の演劇大学とコンドルズの公演で会えると期待しましょう!

そして、FBでも書いている通り、NHKでも観られますしね!

さて、この日はレイトで映画「ヤクザと家族」も観て来たので、何とも感情の忙しい一日でした。綾野剛・・・綾野剛・・・っ!ミレニアムパレード・・・!!!って号泣しました。

 

 

演劇もダンスも映画も、可能な限り時間を割いてお金を払って観に行く様にしています。

今は無料で楽しめるコンテンツが本当に溢れていますが、それだけではダメなんですよ。

やがていつかコロナが明けた頃、私達の公演に時間を割いてお金を払って観に来て貰わねばならない。その価値がある物を作らねばならない。

今回、私は司会者の先輩が出演するという事でチケットを売って貰ったんですが、その際まとめ買いをする為複数人に声をかけました。
中には、私が週一で演技レッスンをしているアイドルの子も。
ジャンルの違う物からも貪欲に学ぼうという姿勢はほんとにすごいなと思います。
と言うと堅苦しいですが、ちゃんとめっちゃ笑ってました(笑)

ぼーっと眺めるのではなく。見ようとしないと見えてこない物がそこにはあります。

そんな、濃い一日でした。

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月の庭に集いて2021/01/31

こんばんわ、碧役を演じました、清水宏香です。

そうです、このコロナ禍が続く中ですが、劇団まんまる、1月30日(土)にひとつの公演を行いました!

 

オンライン「家族草子」✕劇団まんまるVol.1 「月の庭」

↑アーカイブ動画のリンクです

 

2020年10月9日、劇団まんまると演劇大学in徳島で出会った家族草子のメンバーで行った公演
「オンライン家族草子~演劇プチ大学IN徳島~」

 

 

この公演の後、すぐに「次どうしましょう?」という話になり、トントン拍子に決まった今回の公演でした。

 

森浩美さんの作品からいくつか候補を上げて頂き、その中より劇団員がたくさん出られるものを、と思い選んだのが「月の庭」

亡くなった両親の終の棲家であったマンションの相続で集まった兄弟姉妹。昔話と共に発見される、父親の家族への想い。
離れていても、繋がれる。奇しくも今のコロナ禍に心に響く物語です。

 

出演は、再び本家家族草子から明樹由佳さん、青山伊津美さん。

徳島メンバーは劇団まんまるから清水宏香、鵜戸昌実、北條真晟、美馬さおり。

私は「黒たまご」から引き続き、主人公を読ませていただきました。

 

東京と徳島を繋いでの稽古は、2回目ですしオンラインに慣れてしまえばむしろやりやすく、皆も集中して取り組んでくれたのでとてもいい物だったと思います。

 

今回は、生ではなく収録で臨んだのですが、編集がとにかく大変で。
それを一手に担ったのが丸山代表です、徹夜で作業をしてくれました。私もひとり勝手に眠れず共に徹夜でした。
その分、危なげなく作品を披露出来たのではないかと思います。

 

とはいえ、まだまだオンライン公演のやり方には課題も反省点もあります。

生の舞台に負けない演出とは。

オンラインならではの魅力とは。

配信が終わった後もしばらく、あれはどうだこれはこうだと反省に花が咲きました。

こうやって皆で意見を出し合ってひとつ作品を生み出せるというのが何よりも楽しかったです。やっぱり今年度はそういう環境が乏しかったですから。

 

今後も引き続き、作品をお届けできればと思っております!

手身近ではありますが、ご覧頂いた皆様、一緒に公演を作り上げてくれたまんまるメンバー、家族草子の明樹さん、青山さん、スタッフの重荷を背負ってくれた丸山さん、扉絵の素敵なイラストを描いてくれたゆきりん、
本当に本当にありがとうございました!!!

 

アーカイブでもご覧頂けますのでどうぞこちらもよろしくお願いいたします!

 

 

 

公演当日の夜の月。私たち家族が集う庭。

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心を燃やせ2021/01/15

とにかくね、年始からこれでもかってくらい企画が動き出してるんですよ!!!

 

劇団まんまる、ブログ最多更新、広報、役者、代表の妻の清水です。

 

 

新型コロナウイルス感染症の影響で、再び日本が止まっちゃいそうですが、そんな中でも出来る事はちゃっかりガッツリやって行くのが劇団まんまるです。

むしろ、このコロナ禍だからこそ出来た事がたくさんあります。

演劇大学は本来は対面ワークショップでしたが、今年度より全国の演劇大学がオンラインに切り替わりました。

そのトップバッターが徳島だった訳ですが、幸いにも実行委員長の我らが丸山代表はプロのホームページ屋さんです。このホームページも丸山さんが作ってます。その辺のノウハウを活かして、それはそれは大変ではありましたが無事開催出来ました。

そして、その功績が買われ、他県の演劇大学にもスタッフとして関わり続けています。

丸山さんの演劇大学はまだ終わってないんです。今徳島で1番演劇大学の事を知ってる人です。

しかし去年から全然講座を受けられてません!かわいそう!

 

 

そして、演劇大学・朗読講座のご縁で、家族草子のお2人とオンライン家族草子の公演を秋に行いました。

これに向けてカメラなどの周辺機器を整え、オンライン公演の可能性をぐんと広げたのでした。

今月末には次回公演が控えています、こちらも楽しみです。

 

 

さらに、演劇×音楽コライトプロジェクト・『BIRTHDAY』、こちらもオンラインでも生でも楽しんで貰える作品です。

演劇、音楽共に中身自体はほぼ出来てるんですが、それをどうやってパッケージするかについて現在絶賛企画会議が行われています。

何というか、アイデアをたくさん持った人たちが集まる会議って、スゴいですね(凡人の感想)!

次々に意見が出て来てて、止まらない。

制作過程も含めて素晴らしい作品になる事は間違いありません。

コロナ禍だからオンラインの方に力を入れる事が出来たり、そこで人と繋がれたり、無くなった本公演の代わりに別作品に力を注げたり。

悪い事ばかりでも無かったなと思います。

 

 

そうそう、秋にユニバーサル・オーディション『ルーツ』に受かり出演したゆっちゃん、劇団は辞めても仲良しです。

そして、やっぱり演劇が大好きです。

そんな彼女が独り立ちしたからこそやれる企画、『宮井企画』が動き出しました。

私は脚本演出で関わります。

最初声を掛けてもらった時、超絶戸惑いました、だってここ数年脚本書いてないのに。

それでも私を選んでくれたのが嬉しいので、頑張って書いてます、って言ってしまったので頑張ります!

年明け最初の声優ゼミで、生徒に『声優・表現活動に関する抱負』を書いて聞かせて貰いました。

最初は皆、何も無い〜とウダウダ言ってましたが、いざ文章にしだすと結構細かい事まで目標があるじゃ無いですか。

凄くいいきっかけになったなぁと思いました。

 

明日やろうはバカ野郎って言いますけど、まぁバカは言い過ぎなんですが、でも、明日、明後日、来週は、今月中には、いつか、、、と言い続けて一年は過ぎるんですよ。

知ってます、ほっとんどの人はやるやる言うばかりで何もしない事を。このブログだってね…。

誰のせい?

バカ野郎のせいです。

逆にやってれば、結果がいつかちゃんと付いてくる。

劇団まんまるは劇王獲るぞと言い続けて来ました、活動し続けて来ました、だから今年度準劇王になれたのです。

準ですけどね、2位じゃダメなんですか?(古)

そう、完璧にじゃなくてもいい、成功じゃなくてもいい。

やる事が大事。

だから、新年の抱負を忘れずに、やり続けましょう。

 

 

今年も健康には充分気をつけつつ。

せっかく入った劇団で何か一つでもやったと胸張れる様、頑張りましょう。

 

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清水2021年最初のブログ2021/01/02

明けましておめでとうございます!
2021年もどうぞよろしくお願いいたします!

 

 

今年は年賀状をたくさん作りました(筆不精なのでアプリで、データのみ)

 

結構時間かけたんですが、一番気に入ってるのはサクッと作った丸山代表が牛食ってる年賀状です。

2010年は、稽古場があるリテラスビル2Fのダーツバー180で年越しカウントダウン、
明けて正月一日からは「いきなりステーキ」で皆でワイルドにステーキを食べてきました。

カウントダウン前には鵜戸君も集合、忽那さんとはライン電話繋いで2020年をしのびました(?)

稽古場という場所がある事が本当にありがたいです。
仲間が集まる場所。
かつて客演で出た劇団には稽古場が無くて、公園で雨をしのぎつつ稽古をしたのを思い出します。まあそれはそれで楽しかったんですけどね!

2021年もここからたくさんの演劇を作っていきますよ!
さっそく新着情報に情報を載せてますので、チェックして下さいね!

 

 

それでは、今年も演劇と共に年を重ねる清水をよろしくお願いいたします!!!

 

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清水2020年最後のブログ2020/12/31

今年は例年より映画館で映画を沢山観た年となりました。

 

映画紹介YouTubeチャンネル『CinemaGeek』出演中の清水宏香です。

相変わらず知識は大してないのですが、膨大な知識量を延々喋るテラ先生の相槌を上手く打てるのは徳島には私位しか居ない気もしてきました。

 

 

今年はこのシネマギークはじめ、仕事でも演劇でも、オンライン・動画に色々関わりました。

 

演劇だけ取り上げると、

・若者たち2020オンライン
・演劇大学in徳島オンライン
・カブフェスオンライン
・オンライン家族草子「黒たまご」

何やかんやしてますね。

 

新型コロナウイルスの影響をモロに受け、確かに仕事数的には激減でしたが、同時に新しい事に挑戦する機会も貰えました。

このトンネルを抜けるのはまだまだ先の様なので、2021年は本格的に環境整えて、生き残る為に踏ん張ります。

 

お知らせ事項も幾つかありますが、それは2021年のブログで書きましょう。

 

 

 

それでは!良いお年を!

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ハートフルクリスマス2020/12/10

クーリスマスが今年もやって来る〜♪

清水宏香です!

劇王に参加はおろか観にも行けなかった清水宏香です!

でも随時LINEやSNSで進捗を聞き、嬉し涙を我慢しながら仕事をしてました!

 

 

四国劇王、劇団まんまるは頂点にこそ立てずも、満足の行く結果を手にしました。

演劇に命削って費やして、皆で出せた結果です。

きっと劇王が終わったら皆、さぞかし熱い思いを綴ってくれるに違いない…

 

 

と思ってましたが、何故か!

忽那の漢飯シリーズばかり続きます!!!

飯の文句ばっかり言いながらも楽しんどるやろオマエ!!!

 

 

まさかの続編が届いて嘘だろと思っていますが、一旦ブレイクです。

 

 

 

 

私の会社はラジオ放送局なのですが、今日、急に皆でクリスマスリースを作る事になりました!

 

 

材料は、総務のKさんが散歩して見つけた近所の蔦とか南天です。

 

正味、会社はショッピングモールに入ってるので4階に100円均一ありますし、そこにはリースの土台も飾りの小物も売ってるんです。

しかし総務のKさん、

『出来るだけ自然の素材で作る、それがいいんでえ!』

と、ワシワシ蔦を曲げながら言ってました。

 

 

こちらが清水宏香渾身のクリスマスリースです。

枝のブランコに松ぼっくりが乗ってるのがポイント。

 

 

会社の前に飾ってるので良かったら見に来てね!

壊さないでね!お願いします!

 

 

 

ちなみに部長は週末、クリスマスツリーを作るそうです。

もちろん、手作り。

 

 

ラジオ番組も会社の装飾も、真心込めて作っております。

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丸山が帰徳するその日、「劇王」かどうか。2020/12/06

前のブログで眞鍋かをりと名前並べときながら、その後ブログを更新しないというね。

清水宏香です。

話の枕が長いので枕アナウンサーです。意味が変わってきますね。

 

 

さて、劇団まんまるは今年も劇王に挑みます。

代表丸山はじめ出演者、スタッフのミニマムクルーで松山に乗り込み、忽那の人気と作品の面白さで勝負をかけます。

今日6日(日)が本番の日。

どうか、どうか2回上演、つまり決勝進出するように私が出来る事は、徳島から祈るのみです。

 

 

今年は仕事が完全に重なり、出演はおろか応援にも行けません。

こんな年は劇団まんまる結成以来初です。

 

 

しかし、稽古には参加してきました。

11月は毎週忽那さんを家に泊め、飲んでは稽古、飲んでは稽古の日々でした。私は二日酔いで行けなかった日も2回ありました。

最後の稽古を終えた忽那さんは、「次会う時は旦那さんは劇王っすね」と微妙にカッコいい事残して松山に帰りました。マジで頼むわ。

 

急遽キャストが変わり、丸山さんが出演者になったことで外からの目が必要になったので、後半は私が演出の部分も担いました。

 

 

私は今回の演目「なにもかけてない」が初演の時から大好きです。

丸山さんがこれを書き上げたのは、演劇大学inさかいでの後の深夜でした。

正直、読むのクソだるかったのですが、毎度丸山さんが脚本を書く際には私が読み合わせに付き合っているので、その時も眠い目を擦りながらだらだらと読み合せていました。

 

最初は野球の話とかあんまり知らんし、少しも面白くなかったです。

おまけに変な言葉ばっかり出てくるし。

なんじゃこりゃ。という作品でした。

 

でも、不思議な事に、読み進める内にその変な言葉に親近感を抱くようになっていくのです。

ラストにはその変な言葉を知ってる謎の恍惚感さえ持ちました。

 

 

 

演劇って、そこが家!と言えば家になりますし、車!といえば車の中になります。言わなくても、タバコを吸い始めたら喫煙所、気張り始めたらもうそこは便所。

 

ある意味暴力的な力技ですが、映画などの映像作品とは違う魅力はそこにあると思っています。

 

この「なにもかけてない」に出てくるへんてこな言葉も、それがそうだと言えばそれが共通認識の言語になる訳です。

 

こう書くとちょっと小難しいですが、例えば、あなたが転校生だとして、クラスに馴染めない内はクラスメイトの名前も知らない言葉同然ですよね。名前という事は分かっても、それがどんな誰を指すのか分かりませんよね。

さらにクラス独自のルール、朝の会で「トムソンガゼル」と唱和するなどがあったらもうちんぷんかんぷん、疎外感を感じるのは明らかです。

しかし、馴染むにつれて、その言葉は身近になっていきます。

すると、もうその言葉はあなたの物で、口にすることで仲間との絆を感じ、卒業の時にはもうトムソンガゼル言わないのかと思うと寂しさを感じるでしょう。

 

 

「なにもかけてない」は、私にとって、そういう言葉の奥深さを語っている本なのです。

深読みしすぎかもしれません、っていうか最初そう言われました。

丸山さんの師匠は平塚直隆さんっていう「オイスターズ」の座付作家なんですが、ある作品の公演後の対談で、女優の渡辺えり子さんに「これはこういう意味も込めてるんですよね?」と聞かれて、平塚さんが「いやあ、別に」と答えてたのを笑いながら観ましたが、丸山さんもめっちゃそんな感じでした。

でも、空白、余白があるからそこ観客がそれを埋めていく、そして満足していく物でもあると思うんです。

謎解きゲームの面白さと似てますね。

 

まあ、何が言いたいのかというと、

「なにもかけてない」は、あなたがのめり込めさえすれば無限大の可能性を秘めた超絶演劇的作品っていうことです。

 

 

 

深夜なので盛りすぎましたかね。

 

いかに観客と舞台を共有出来るかが勝負のカギですね。

ちなみに何回か上演してますがほとんどウケませんでしたので、賭けでもあります。

 

 

演劇が好きですか?

私は大好きです。

超演劇的になるかもしれない作品「なにもかけてない」で、一緒にペッケリンを見ましょう。

 

 

 

ま、見れば芭蕉の膝が鳴るってなもんですよ。

 

 

 

 

 

余談ですが、例に出したトムソンガゼルは、私の大学生の時の彼氏安藤君の口癖が「トムソンガゼル高校1年、トムソン・ガゼルです」だったからです。

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2015 劇団まんまる All right reserve.