祭りの後で~もりの~

本公演終わりました!

劇団まんまるのブログをご覧の皆さん、こんばんは。
もりのえりです。
第7回本公演「夏のまんまる祭り」、「マエカブ演劇フェスティバル2024」が無事に終演いたしました。
ご来場いただきましたお客様、楽しんでいただけたでしょうか。ご来場誠にありがとうございました。

本公演の感想

劇団まんまるに所属して初めての本公演でした。私が出演した作品は

「鍋~君の名は~」
「俺に出来ることなんてそれくらいしかない」
「花嫁修業学校」

の3作品でした。
それぞれの感想というか今思うことをなんでも書いちゃうぞ。

・「鍋~君の名は~」

元気な子「リノ」をやりました。
ゲネでチクワを食べたらいつまでも口の中に残っていたので、これはいけない、と思い本番ではさつま揚げをもっぱら食べておりました。
本番でチクワを食べた宏香さんはマスクの中でずっとモグモグしていたので、このチョイスは正解でしたね。写真はそんなチクワを食べているところです。

鍋の中身はおでんです。
本番のあったBar ALIVEさんの近くにあるスーパーで本番の日に購入して仕込みました。
お豆腐は別途購入したのですが、おでんにいれたお豆腐の美味しいこと!
撤収時にはたくさんつまみ食いしてしまいました。この冬皆さんもおでんにお豆腐をいれてみてください。

「鍋~君の名は~」の特徴的な柄の長いスプーンの柄の部分は何だと思いますか?
私はこれを見つけたときに「これだー!!!」と嬉しくなったものです。
ホムセンでさまよい見つけたこの棒は、害獣除け用の柵を作るポールです。
長さ太さ重さ質感色値段、すべてが私の中でドンピシャでした!
この棒がまた日の目をみる作品があることを願うほど愛着のある棒です。

・「俺に出来ることなんてそれくらいしかない」

初めに丸山さんから「おじさんがケンタッキーの骨を欲しがる話」と概要を聞いた時にはなんのこっちゃわかりませんでしたが、完成した本を読むと「あぁ!・・・あ?」という感じでした。
お客様アンケートではあまり人気のなかった作品でしたが、私は結構好きな本です。

ここで演じたのは、骨を欲しがる変なおじさんこと丸山さんに惚れている同じ職場のシングルマザー(子持ち)。
短い出番でしたが、作品の舵を切る重要なキャラクターとしてしっかり恋心を見せられるように意識しました。
おじさん、おばさんの楽しいことが始まりそうな雰囲気を感じとっていただけていたら嬉しいです。

衣装の作業着は私と丸山さんと同じサイズです。
古着屋さんで未使用500円。
これも見つけたときは「これだー!」と嬉しくなりました。
結構着心地いいので、また使える作品があるといいなと思います。

・花嫁修業学校

この練習の始まり方は口伝でした。
丸山さんに「もりのは先生な、くらちゃんとようちゃん(練習にきていた)は生徒で、もりのはスクワットして」という感じでした。
何かわからないまま言われるがままに動いてみましたが、とても大変な問題があったのです。

もりののフィジカルは死んでいる!

そうです。
死んでる私のフィジカルではスクワットができなかったのです。
練習ではじめてスクワットをした日には、筋肉担当鈴木の拓ちゃんも練習に来ていて、淡々と「腰が高いっす」「まだ下っす」「背中曲がってるっす」「まだ下がりますね」と鬼のアドバイスをもらいながらできないスクワットをやりました。
次の日から数日筋肉痛で大変でした。
大腿筋が筋肉痛だと大変なんですよ、皆さん!その後、体躯専門の小川っちに教えてもらいつつ、YouTubeを見ながら自分でも練習を行い、本番では何とか皆さんにお見せできるスクワットができたと思います。
スクワットでしたでしょう?でしたよね?ね?

出演した3作品のなかで最も苦手なタイプの「先生」役でしたが、ご好評をいただきましてホッとしております。
今後はこういう感じの役もやっていけるのだという新しい引き出しを得た思いです。

衣装はスカーフ以外自前です。スカーフはいつも本番前に宏香さんに結んでもらっていました。
自分でもできるようにならなきゃな、と思いながらも結んでもらったままでカブフェスまで終わってしまいました。
宏香さんいつもありがとう。

・場つなぎのフリートーク

「甲子園決勝前日」と「いま。」の間に、両作品に出演してる丸山さんの着替え時間を稼ぐ必要があり、急遽まんまるのエース俳優であられる忽那さんとフリートークをすることとなりました。
自慢じゃありませんが、私は「その話のオチはどこ?」と言われるほど話下手です。
着地点迷子です。
ですがですが、お相手は三日月リリィとしても毎週末どこかのイベントに出演されている売れっ子忽那さん。
おまかせして相槌うっておけば終わるだろうと思っていましたが、なぜかスクワットをさせられておりました。
撮影タイムにもなっていました。
いろんな方の写真フォルダに私のスクワット画像が保存されているのかと思うとゾクゾクしますね。
お守りですよ、消さないでくださいね。
嘘ですごめんなさい調子乗りました。

出演していないほかの作品についての感想

・人望超

約20分の忽那さんの一人芝居です。
あれ?舞台上にもう一人いるけど・・・?
彼はめくりびとです。
この作品も本が好きな作品です。
練習の時に始まりの1,2ページを使ったことがありましたが、全部を読んだのは本番近くになってからです。
まさかそんな展開になっていくなんて。
展開もそうですが、この本を忽那さんがどう完成させるのかも気になっており、本番を観るのがとても楽しみでした。
出演は一人だけど登場人物はたくさんいる作品。
役者の目線、動作、すべてに意味があるし余分な動きがない、そんな舞台でした。
少し前かがみになるところ、そういうさりげないネタ好きです。

・甲子園決勝前日

座長丸山さんとエース忽那さんの一騎打ちのような作品でしたね。
俺たちの背中をよく見ておけよというようなすごみを感じました私だけか。
パワー系のコントで時事ネタもありつつわかりやすい作品でしたし、役者の力もありましたのでお客様アンケートでも人気No.1の作品でした。
監督の持っている一平ちゃんを買ったのは私です!
キーにもなる重要な小道具だったので、フィルムが破れてしまったとき用に2つ買いましたが、1つで足りてよかったです。
このカップ焼きそばの意味がわかったときにまたあなたは笑ってしまうでしょう・・・ね。

・いま。

チャレンジとくしま芸術祭、チャレンジ奨励賞受賞作品「いま。」は、本公演の作品の中では何度も上演されている作品です。
上演されるたびにレベルアップ、ブラッシュアップされている作品で、何度見ても面白いし何度みてもグッとくる作品です。
今回はLIVE Bar ALIVEさんでの上演で、普段ライブをされているからでしょうか、スピーカーがすごい。
レベルチェックの時にスピーカーの真横に座って確認しておりましたが、大きな波の音がすると本当にそのまま飲まれちゃいそうな感じになりました。
音響の力が上がったこともあり、心に迫る力が今まで以上に増していたたように思います。
あと入団してくれたまっすーの音響センスも光る作品でしたね。
舞台上の空気を感じながら音響を操作してくれる彼女の入団はとても心強いです。

カブフェスの感想                         

一緒にカブフェスの感想も書こうと思っていたのですが、本公演の感想だけで結構ボリューミーになってしまったので、また別の記事で書かせていただきますね。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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