共感のるつぼ

毎日、些細な事を見つけては話のネタにする、そんな職業をしているのでブログのネタとか困る事はありません。
清水です。

 

 

本当に本当に些細な事。

自転車で通勤しながら聞く鳥の声が爽やかだなあとか、今日は低く鳥が飛ぶからじきに雨なんだなあとか。

ツツジが今年はいつもよりたくさん咲いて鮮やかだなあとか、藤の花はもう見ごろが終わったのかとか。

そろそろ本格的な雨合羽を新調したいなあとか、いや170円で雨の日は汽車通でいいじゃんもうとか。

私の視点で見える景色は唯一であり、普遍でもある。

同じ思いをしながら通勤している人が徳島県内7万人の内の10人、いや30人くらいは最低居ると思う。

 

 

誰かのためになる話とか、そんなのは今の時代ネットでググればいくらでも教えてくれるので必要ない。

大事なのは、共感出来るかどうか。

コンピューターは、教えてはくれど共感はしてくれません。アレクサもまだまだ冷たい。その内賢くなるとは思う。

 

 

言葉はいつだって、共感のるつぼ。

私たちはお喋りで、歌で、演技で、その共感を増幅させる作品を披露している。

ただそれだけの事。

ただそれだけの事が、とても難しいんだ。

 

 

オンラインでも伝わるけど、生の舞台はより一層共感しやすい。

だから早く、コロナ収まらんかなあ。

 

 

 

そうそう、共感の仕方にもいろいろあって、

ユーミンやいるかはパッと聴くと棒読みみたいにも感じられる歌い方だけど、その余白に自分の感情を乗せやすかったりする。

その辺の個性とプロフェッショナルの合わせ技は、いつも感服させられる。

私は四十路にしてまだまだ感情の蛇口がガバガバ、喜怒哀楽の出血大サービス、
いくつになったら抑制の利いた演技に到達できるのやら。

 

 

そんな演技の話とかを飲みながらしたい。劇団員は減りに減ってるけれど。

だから早くコロナ収まらんかなあ。

 

 

 

 

この二回繰り返した言葉だけは、どんなに下手くそに読んでも共感しない人はいないんじゃなかろうかね。

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