どうも、一太郎です。
日曜日までは。
どうも、丸山です。
改めまして
徳島演劇ネットワーク第6回公演「鯖の頭」にご来場いただきありがとうございました。
ご来場くださった多数の皆様。
当日まで支えてくれたスタッフのみんな。
寝てない主催兼演出。
受付担当のアイドル二人。
沢山の方のお蔭で無事に、家内と一緒に舞台に立つことが出来ました。
ありがとうございます。
まだまだ拙い演技でした。
にもかかわらず、終演と同時のとてもレスポンスの良い拍手に夫婦二人で驚きました。
やり甲斐と、何かに少し赦されたような感覚を覚えました。
公演が動き出した当初は、金庫屋という数分の出演時間を希望していました。
ここ数年している公演自体の運営を見ていくつもりでした。
主催かつ演出(かつうちの副代表)の大木さんから
「清水さん(僕のお嫁さん)をしず子役で行こうと思う。」
と聞き、更に
「丸山君に一太郎をやってほしい。」
と言われ
「無理っす。」
と答えたのを懐かしく思い出します。
というのもその時、結局お蔵入りになりましたが本番2週間前に別件の出演を控えていて
また、公演前月に観音寺で別の上演作品出演が決まっていましたし
鯖の頭の一太郎という役は台本の分量に対してとても多い台詞量だったので
普通に考えて無理だと判断しました。
ただ、家内が久しぶりにヒロインをするのに、どうしても、その相手役をやりたくなって。
「やっぱりやります。」
と言いました。
今回は塩鯖チーム・味噌鯖チームと大きく2チームに分かれて
ダブルキャストからフォースキャストまで非常に多くの出演者が参加する公演でした。
僕は味噌鯖チームだったのですが、塩鯖チームの一太郎役・藤本君が稽古の大部分参加して
仕事で遅れる僕が居ない時間、味噌鯖・塩鯖両方の一太郎役をこなしてくれていました。
どんな時でも、舞台上で手を抜かない彼を見て、見習って、
今回は役作りを進めていきました。
終わった今でも、彼は役者だなあって感じますし
僕は、どうなのかなと思います。
昨夜、これまた次の公演のことで大木さんと話していて
「いい舞台だった。」と言ってもらえたので、素直にそうなんだと思うことにしました。
そして、今回のネットワーク公演は
今治さんが居ない初めてのネットワーク公演でした。
今治さんは、徳島の老舗劇団テアータ’80の前座長でもあり
徳島演劇ネットワークの代表世話人をしてくださっていた方です。
彼は徳島の演劇環境充実を目指してずっと活動してくださっていました。
この公演で、森野が久しぶりに演劇復帰しました。
ポイントゲッターのうどん屋およし役・銀行員林役として出演しました。
結婚・出産・育児、とライフステージが変わっていく中で少し演劇から遠ざかっていた彼女と
一緒に舞台に立てたのは何だか感慨深かったです。
劇団まんまるを旗揚げして、5年目になりました。
沢山の人が劇団に入ってくれました。
そして、力及ばず沢山の人が劇団を去っていきました。
あんまり、言わないし、思わないようにしてますが
毎回寂しくなります。
なので、今年大学を卒業した英や昨年卒業した松倉が社会人になって
劇団を続けてくれることは結構嬉しいです。
この全て、繋がれたのは今治さんが「場」を創って
「場」を続けてくださっていたからです。
本公演では、ロビーと楽屋に今治さんの写真が飾られていました。
関わった人たち、言わずとも、何か感じながら本番を迎えたんだと思います。
少し離れることはやっぱり生きてるとあるものですが
戻ってこれる場所があるのは本当に有り難いことです。
これからも、この「場」があり続けるように。
仲間たちと、もう少しがんばれたらと思います。
最後に、差し入れで頂いたさば味噌の缶詰。
翌日に食べました。
美味しかったです。
以上、「鯖の頭」でした。
おしまい。