〇〇の自分

物心つけば私たちは「〇〇の自分」、という肩書が付いて回るものです。

学生の時は〇年〇組〇番の~、とか、

〇部の~とか。

大人になれば、進んだ会社の肩書に。

××会社の×課の~、という感じに。

 

当たり前に付いて回る肩書、

でも家に帰ったらそれらを脱ぎ去った自分になる訳で。

 

 

肩書付きで生きてる時間の方が長くなると、家の自分の所在がふと分からなくなる、そんな事はないでしょうか。

 

あ、劇団広報で役者で普段はラジオパーソナリティやテレビリポーター、MC、ナレーター、発声演技指導講師を各所でしています清水です。

 

実は、その所在、劇団で埋められると思っています。

何者でも無い、自分自身のいいとこも悪いとこも真正面から見つめなければならないのが、役者の仕事の第一歩です。

物事に対する反応、歩く時の癖、ふとした時の目線の配り方。

それらが全部、自分である事に気づかされます。

自分の中から別人格を捻り出すのが役者の仕事、であるならば、

まずは自分が何者かを知らねば。

それはおのずと自分探しになるのです。

 

 

あ、△劇団の~、という肩書が加わりますが、それと役者の仕事はまた別物ですよ。

 

家と会社の往復で、いつの間にか自分が不明瞭になってるならば、

どうぞ劇団の門を叩いてみて下さい。

 

 

ちなみに、

私は今仕事の面でめちゃくちゃ肩書が多いので、役者としての自分の隙間が凄く狭くなっちゃってます。

なので、11月の本公演では仕事の私を少し引っ張り出してくる感じになります。

お楽しみに☆

 

 

 

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