若者よ野心を抱け!

「少年よ大志を抱け」とは、かの有名なクラーク博士のお言葉。

良い言葉ですね。

 

 

 

・・・とは言え、現代では「何で少年限定なんですか?少女は抱いちゃだめなんですか?」

と言われる始末となりかねないなと中年は思うわけです。博士、ざんねん。

 

 

 

 

 

 

どうも、中年の大木です。

現代風では「若者よ大志を抱け」ですかね。

 

 

今回のまんまるの本公演『しんちくん』は、主に劇団の若いメンバーを役者に据えて作られていっております。

※ちなみに大木は今回音響・小道具での参加であります。

こいつや

こいつや

くぬひゃーや(沖縄方言)

くぬいなぐんくぅわーや(沖縄方言)

くりや(同)

うりが(同)

 

 

 

「何つっ立っとるんな」

「目線泳いどるやんけ」

「どこ向いてるん」

「いや反応してあげて」

若者の拙い演技を見ながら中年は思うわけです。

本来ゲラ(よく笑う人)である大木がクスリともせず稽古を眺めながら。

※手塚治虫大先生著『ブラックジャック』より

若き日のブラックジャックと友人のゲラこと大木(嘘)

 

 

 

 

・・・おいおい大丈夫か、といったところですが

ところがどっこい。

舐めてはいけないのですね。

 

 

 

「男子、三日会わざれば括目(かつもく)して見よ」

『三国志演義』に出てくる実在した呂蒙という武将の言葉です。

※呉の孫権によく尽くした呂蒙。蜀の関羽を討ち取ったことでも有名。

 

 

 

三日間というわずかな時間でも人は変わることが出来るという・・・

 

 

・・・「何で男子限定なんですか?女子は三日間では何も変わらないんですか?」

 

※潮﨑雄二著『一騎当千』の呂蒙。時を越え多くの武将は女性化しているのであった・・・

 

呂蒙、ざんねん。

現代風では「若人、三日会わざれば括目して見よ」でしょうか。

 

 

男子も女子も誰しも若者の成長は目をみはるものがあります。

先日の稽古では大木のゲラっぷりがいかんなく発揮されておりました。

「良さ」が出てきてるなーと。しかもおっさんの予想を越えてきていたりもして。

 

 

※誰とは言いませんが「面白い」以上に「上手い」と唸らせてくれる役者もいました。期待。

※誰かなー?

 

 

 

 

みんな日に日に良くなってきております。

 

その上で、

若者に、

「野心」

を持ってもらいたいなと思っております。

 

 

何をどう、とはあえて言いませんが、

 

 

例えば大木は、

座長の丸山は、

または清水は、

ベテラン勢は大なり小なり野心を持っております。

 

 

『ちはやふる』という作品に出てくる原田先生は、

かるたを教えていくスタンスでありながら名人になる姿勢を一切崩しません。

それは時に教え子達も「敵」と見たり、またはその若者特有の「隙」をついたり

そして己の成長の為の「糧」としたりもする。

己の野心に一切の曇りも持たないのです。

※末次由紀著『ちはやふる』より

四十路に入った大木の生き方を定めていただいたといっても過言では無い御方。

 

 

内の劇団員に限りません。

若者たちよ、野心を抱いて下さい。

僕らを糧として下さい。

その上でこちらも糧とさせていただきます。

 

 

現代風に言うと「相互作用していきましょう」でしょうか。

しゃらくせえなあ。

 

 

喰って、喰って、喰らい尽くす、

範馬流のストロングスタイルでいくぜ!!!

※板垣恵介著『範馬刃牙』より

彼はご飯の事だけを言っているのではございません。

 

 

 

 

 

そんな感じで告知だぜ!!!

しんちくん、よろしくっす!!

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