徳島のマチを明るく照らす

彼らとの出会いは、今年の6月でした。

とくしま建築学生スタジオ。

徳島の建築学生の新たな活動の場であり、マチナカの小さなモノづくり拠点でもある、学生自身が自主的に運営・活動を行なっていく“デザインスタジオ”です。

 

私のラジオ番組「T−Joint」にゲストとして出演して下さった折はオープンに向けクラウドファウンディングを行い資金集めをしている最中でしたが、目標達成し、10月7日より「東新町商店街」の入り口付近にスタジオをオープンされています。

 

 

でね。

ゲストに来てくれた時の写真にある、木の看板、オシャレでしょ?

いいなーと思ってね。

ウチの稽古場も看板いるよねーと思ってね。

お願いしちゃった訳です!!!

 

 

看板製作の日、私もスタジオにお邪魔させていただきました。

店舗を改装したスタジオなんですが、やはり「建築学生」ですので、多くの部分を学生さん自身が手掛けているそう。

 

様々なところにこだわりがあって、

例えばこちらの天井の一角、フラットでは無くて少し窪んでいるんですね。

で、そこに照明が仕込まれているんです。

 

 

これは、ダルマを照らす為・・・

では無くて、吹き抜けの二階から自然光が落ちて来ている様に見える演出として設計したんだそうです・・・!

こういう演出もあるんですね、建築って面白い!

 

 

さて、我々の稽古場「アトリエくま」の看板は、450mm角の板をレーザーカッター で加工して製作して貰いました。

 

 

特製「とくしま建築学生スタジオ」のクレジット入り!

スタジオとして稼働して以降は、このレーザーカッターを使用して模型やオーナメントを作成するなど、幅広くお仕事を請け負っているそうです。

 

 

お互いに活動の場所を自分達の手で作り出している点や、様々な効果を考えて工夫し空間を活かしている点など、共通する物は意外にあると気付きましたし、学べる事が沢山ありそうな予感です!

 

何より、このスタジオのアドバイザーとして関わっている、「かたちとことばデザイン舎」代表で一級建築士の高橋広樹さんの

「学生には、建築の楽しさを肌で感じながら、地域を走り回り、シャッター街となってしまったマチを明るくして欲しい」

という思い。

 

我々徳島演劇ネットワークやビルオーナー・リテラスの喜田さんに通じる物を感じずにはいられません。

 

私たちも秋田町エリアを明るくして行きます!

 

 

こんな風にひととひととが繋がり、共鳴し合い、美しい光が射していく。

夜が明けた11月2日は、劇団まんまる第5回本公演の初日、「アトリエくま」のはじめの一歩です。

 

 

改めて、「とくしま建築学生スタジオ」の皆さん、ありがとうございました!

 

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