みち

週に3、4日は徳島駅前に出没している清水です。

 

 

今年度から、ラジオや司会の仕事と共に、「Tokushima Welcome Center」内の徳島市移住交流支援センターで勤務しております。
ここでは移住相談や移住者交流会の企画などをしています。同じフロアには観光案内所も入っています。

 

ラジオ放送局はクレメントプラザ5F、ウェルカムセンターはアミコ1F。どちらもド駅前です。
特にこっちは大通りに面した場所で正面ガラス張りなので、駅への往来がよく見えます。

 

 

人が減った減ったといわれる徳島駅前ですが、道を観察していると実に様々な人が通ります。

観光客の方はこちらに立ち寄っては徳島市の情報を得て出かけたり、はたまた心機一転、移住を考えて現地視察に足を運ばれる方もいる訳ですね。

 

 

こうやって徳島市中心部を眺めながら思う事は、この辺が人生の転換期なのかなぁという事。

 

私がメディアに足を踏み入れたのは、23歳の頃。
ちょうど大学卒業のタイミングでローカルテレビ局の朝の番組出演者オーディションがあり、親に薦められていやいや参加したら受かっちゃったという、よく聞く漫画みたいなアレです。
ちなみにオーディションには親友も参加してて、「一緒に受かるといいね!」って言った彼女も受かりました。

 

私は若くて、前しか見てなくて、自信に満ち溢れてて、多分運も味方してくれて。怖いものなど何もなかった。
出来ない事や辛い事も多かったけど、ネットで悪口書かれて辞めたいと思った日も無かった訳ではないけど、決して休むことなく、3年間の任期をやり通した。
自分では覚えてないけど、母曰く「周りのスタッフさんはもっと頑張ってるんやから頑張らんとあかん」って言ってたそうです。
我ながらカッコいいわ。

 

 

その後も放送局が変わったりしながらも、司会やナレーション、発声講師など近い仕事を並行して開拓していき、今に至ります。
気付けばもうすぐメディア歴20年近くになる所です。

 

怖いものなど何もなかった若いころには感じなかった自分の立ち位置を意識するようになってきて、
同時に地元に特化した観光に興味を持つようになり、徳島のメディアにいながら知らなかった様々な事に気付き。
観光バスやトロッコ列車のガイドアナウンスをしながら、知識を少しづつ蓄えてきました。
そして今年度、更に徳島市の魅力を発信する場所に来ました。

 

 

こうやって書くと、本当に計画してそうなったかのようですが、
全部偶然が積み重なっているだけなんですよね。

ただ私がした事は、自分のやりたい事をまっすぐやってきたという事だけ。

 

繋がりって、生きてたら必ず出来ていってて、でもそれを自分で引き寄せていくには、資質や技術や知恵も必要でしょうが、
何より、まっすぐな熱なんじゃないかと思うんです。

 

ずっといわゆる「表方」をやってきた私ですが、ちょっと方向転換してその脇の繋がっている道を歩いていく。
まるで路地裏探検ですが、大丈夫、変わらず自分のやりたい事を信じて歩いていくだけです。
どんな景色が見えるかはその時次第!一期一会!
そういえばこれ、よくガイドアナウンスでもいう言葉です。

 

 

と、何となく往来する人々を眺めながら徒然なるままに書きましたが。

 

もしかしたらこの道は「地方創生×演劇」って答えに行き着く前段階なんじゃないかなって。思ったりしてます。
そうなったら面白いですね、本当に。というかそうするのは自分次第ですけどね。

 

あなたは今、人生のどんな道を歩いていますか。
きっとその道は、今はしんどくても必ずどこかにつながる道。

 

 

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