ヲタク~君演じやむことなかれ~ その1

どうも!

徳島で活動する劇団まんまるの清水宏香です!



そういえば、私が演劇を始めたきっかけなどはあんまり触れていなかった気がします。

写真は城ノ内高校生の私。

時をさかのぼる事およそ30年。

中高時代の私は、陰キャでヲタク女子でした。

「幽☆遊☆白書」の飛影が大好きで、「ガンダムW」のデュオ・マックスウェルにドはまりしていた私、友達と毎週観ては感想を言い合って、2次創作のイラストを描いては盛り上がるのが何よりの楽しみでした。

・・・ねえ、この話、思い出しながら変な汗出て来るよ?

邪王炎殺黒龍波とかすらっと出て来るのちょっと怖いよ?



痛みをこらえて続けましょう。

ある日、友達が言いました。

『アニメの声優さんは劇団出身の人が多いらしい。高校生になったら演劇部に入ろう。』

そう、イラストが好き→アニメが好き→声優が好きという風に好きが変化していって、高校生になる頃の目標は声優になっていたのです。

私が進学した高校は幸い演劇部がありました。

ビビりながら部室のドアをノックしたら、出て来てくれた2年の先輩がすごく可愛くて、何か嬉しくなったのを思い出します。

この瞬間から、私の演劇人生が始まりました。

稽古で家に帰るのが遅くなり母に玄関で引っ叩かれ鼻血が出ても、部の同級生と喧嘩してバチクソ仲が悪くなったりしても、私はひたすら演劇に夢中になりました。

皆でひとつの作品に打ち込む、終わったら夢の様に散る、ずっと文化祭の準備をし続ける様な日々。今でも続けている根源は、私がそういった刹那的なお祭りが狂おしいほど好きだという所にあります。

気付いたら声優になりたいという思いは、女優に代わっていました。
私はもう演劇の道以外は見えていませんでした。

高校時代と同じように、日夜演劇の稽古に勤しみ、どうしたらもっと面白く素晴らしい演劇が出来るのだろうと研究し続けました。根っからのヲタク気質だったのでしょうね。小中とバドミントン部で頑張ってたのは何だったんでしょう。

さて、そんな突っ走りやすい若い演劇人だった頃に、とある観劇サークルに出会いました。

全国に存在する大規模な会員制の演劇鑑賞組織

「市民劇場」です。

徳島の市民劇場の歴史はかなり古く、1960年(昭和35年)より380回以上のプロ劇団を招致し、隔月で演劇鑑賞回を開いています。

徳島市民劇場について詳しくはコチラ

私がその存在を知ったのは、高校生の時でした。
何かの折り込みチラシに入っていたのでしょう、興味をひかれ事務局電話番号に問い合わせると、本来3人以上のサークルで入会すべき所を、1人だけでも認めてくださって会員となりました。

正直会費は高校生には少し高く、長く会員を続けるのは難しかったです。

ですが、毎回の作品は高校生の私には観た事もない凄い舞台。公演の度にそれはもう興奮しました。

そして、私の演劇人生を支える運命の作品に出会ったのも、この徳島市民劇場例会だったのです。

次回に続く。


その前に、徳島市民劇場5月例会のご案内です!

素劇 楢山節考/劇団1980

5月9日(火) あわぎんホール 18:30開演 

会費:月額一般2,500円/学生(25歳以下)500円 

(入会金:一般2,500円/学生1,000円)

直前でも入会可能です!

昔の私みたいにボッチでもなんとかなります!

入会は徳島市民劇場の事務所、もしくは劇団まんまるにお問い合わせください。

徳島市民劇場

電話:(088)653-1752

FAX:(088)653-1755

Email:tsg1960@beach.ocn.ne.jp

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