吐露。

丸山です。

9月24日(日)
12ヶ月連続即興二人芝居企画「4247」無事上演終了しました。
12月で42歳になる僕と、47歳の北原さん二人ではじめた本企画にお越しいただいた皆様。
誠にありがとうございました。
上演を終え、また次回に向けてブラッシュアップして参ります。
次回は10月15日(日)を予定しています。
今回、予定が合わずお越し頂けなかった皆様も12ヶ月ありますので是非お越しください。

さて、公演の午前中は即興芝居のワークショップをやってます。
ワークショップも3回目になり、演劇的な要素を入れたゲーム的手法ではなく、より、実践的なワークが多くなってきています。
シーンの中で相手を見て、受け取ったことをリアクションとして返す。
自分の中にある感情を素直に表現に乗せる。
これらに重点を置きながらワークを進めていきました。
試してみること、挑戦することが尊ばれている即興芝居なので、参加者の皆様積極的に挑戦されていました。

そんな中。
プライベートで肉親との関係性に悩んでいた参加者が疑似体験的に対立構造に臨むといったシーンが偶然出来上がりました。
当然、今まで観てきたその方の演技とは別物と言って良いリアリティがあり、皆そのシーンを固唾を呑んで見守りました。
シーンの中で、その役として自身の本当のメッセージを吐露する。
演劇、ドラマ、フィクション、ノンフィクション。
生活の中で役割としての仮面をかぶって、演じながら生きています。
慮る心が、オブラートに包んでしまうことはしばしばあります。
素直に言いたいことを言い合うというのは凄く難しい。
今回、即興芝居という無いに等しいようなオブラートで包んで、その方の激しい内面が発露しました。
このワークで得た経験がこの先の自身にとって良いものであることを願います。

陳腐な言葉ですが、演劇って良いなあと思った瞬間でした。

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