宮元 優佳 : 健太郎役【ネットワーク公演を終えて】

徳島演劇ネットワーク第5回公演『四月になれば彼女は』にお越しいただいた皆様、

ありがとうございました。

健太郎役の宮元優佳です。

 

 

2ヶ月、走り切りました。

健太郎は私と性別も違うし年齢も違うし性格も違うし、最初は全然健太郎が分かりませんでした。

でも、演出の大木さんと話しているとだんだんと健太郎が分かってきました。

 

 

普段はクソガキで生意気で父さんに怒られてばっかりだけど、お母さんの事もお父さんの事もすごくすごく大好き。

そんな健太郎がいつのまにか愛おしくなってきました。

 

 

自分が、健太郎として舞台に立てる事。ネットワークのみんなと一緒に時間を共有できること。それがどれだけ幸せな事だったか、今ようやくわかってきました。

 

自分にとって、この2ヶ月はもがき悩んだ日々でした。でも、かけがえのない日々で、すごくすごく充実した日々でした。

 

 

私は中学生の頃、ある人に憧れてそれからその人みたいになりたくてずっと演劇を続けてきました。

昨日と一昨日、やっとその人に近づけた様な気がします。

 

なんて、何言ってるんですかね。

あ、私この公演で言われたい一言があって、それが「控えめに言って最高でした」ていう言葉なんですけど、叶っちゃいました。

超嬉しい。

 

健太郎役をやれたこと、ネットワークのみんなと一緒に舞台ができたこと、そしてそして、たくさんの人に舞台を見ていただいたこと。

もう、それだけで私は一生生きていけます。

 

本当に本当にありがとうございました!

 

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