演じているのか、そうだと思い込むのか

花粉に負けずにこんばんは。

年度末も、年度末。今週末はついに本番ですね!

公演前後はブログ更新が活発で、今なら紛れられる!と思った次第。佐光です。

 

さて、今回大勢の方が出演する「鯖の頭」。

今の稽古場に集っている方の多くにとって、思い入れのある、大切な作品です。

これまでのブログをご覧いただいている方は薄々お気づきかと思いますが、、

大阪船場という舞台で昭和の趣を感じる舞台。

…でありながらもコメディータッチな味付けで、塩・味噌ともにとっても楽しい作品に仕上がりつつあります!

 

私は演劇については、全然わからないんですけど、、

 

あ、いかんいかん。

この枕詞を入れるのはちょっと言い訳がましいですね。やめましょう。

 

まあ、少なくとも「わたしは役者です」とは、よう口にしません。

演劇部にいたわけでもないし、基礎を勉強したことがあるわけでもないしね。

とはいえ、日々の生活の中で、ちょっとした演技をすることはあります。

それが自然に行えているのか、バレバレなのかはわかりませんが、

そうするほうがきっと良いのだろうな。という判断のもと

小さな小さな嘘を積み重ねて生きています。

 

思ってもいないことを口にして、人を過剰に喜ばせることはしたくないけれど(これは単に、ひねくれた性格によるもの)

真実を知って傷つく人がいるのだとしたら、

嘘と演技による罪の重さはまだ、軽微なものではないかと。

自分の気持ちをもごまかして、

もはや自分が素直に抱いている心や感情が

見えなくなっている気がします。

 

楽しいときに笑顔がうまれないことが、

悲しい時に涙が出ないことが、

ほんとうの私の表出だったりするのです。

そのため「いま、たのしい」を皆にわかってもらうために

意図的に笑顔をつくり、「たのしい」を表現する。

そういうことを行っている毎日。

 

信頼してることも、尊敬していることも。

好意があることは

「相手のわかる」言語に落とし込まないと、伝わらないのだものね。

 

さて日常の演技はともかく、

やれ舞台の上での演技となると、、、

いやーこればっかりは!

 

今回演じる久子さんはポップな役どころで

素の私とは対極的なキャラクター。

(エキセントリックなところは似ているかもしれないけれど?なんせ、自分ではようわかりません)

なにかと苦戦しつつも、忽那さん(夫の次郎さん役)や、塩で久子夫妻のさおりん・安福さん、大木さん「はじめ、みなさんに迷惑かけつつ支えられつつ、楽しく稽古させていただいてます。わーい!

 

楽しい舞台になると思います。

ぜひとも、遊びに来てくださいね。

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