継続とは

皆さんこんにちは。劇団まんまるで役者をしている田中水月です。
ブログを更新するのは約1年半ぶりです!前に投稿した時に「次更新はいつになるか分からない」的なことを書いたような記憶があるのですがその通りになりました!


・・・昔から継続的な更新っていうのがすごく苦手で途切れてしまうのです。飽きっぽい性格が災いしてすぐ別のものに興味が移ってしまう。
ですがこれは今に始まった話ではなくて子供のころからずっとこうでした。

皆さんは小中学生の頃、どんな風に遊んでいましたか?
リアルで僕と交流のある人は想像に難くないと思うんですが、僕は延々一人遊びをしているタイプでした。

他のみんなが公園で鬼ごっことかしてるのを尻目に携帯ゲームを夢中でやる。そんな感じ。
混ざりたいなと思うことはなく、「みんな鬼ごっこをしてるけど、僕はゲームをしたいからする。」と考えていました。

一人で遊ぶのはとにかく自由なんですよね。どれだけ突飛な事をしても一人でやる分には口出しされる事がない。


理科の授業を受けた直後に磁石もって砂場で砂鉄を探そうが、歴史の授業を受けた直後に落ちてる石で打製石器を作ろうが誰にも文句を言われないわけです。自分の好きな事を好きなようにやれる。

そして一人遊びを続けた結果、僕は飽きっぽい性格になったのだと思います。
なぜなら全て一人で完結するから。
性格に関わらず「飽き」っていうのはすべての人間が経験するものなのですが、一人だとその感度が違ってきます。「飽き」を感じた瞬間にすぐに辞める事ができてしまう。


一緒にやる人がいないから5秒で辞めてもいい。
逆に長く続けてきた事でも飽きたら次の日には忘れてしまってても問題ない。

僕は人から多趣味だね、活動的だねと言われることが多いのですが、今やっていることの倍以上のことを飽きて辞めてしまっています。
素晴らしく感動的に継続性がない!!!

そんな僕ですが長く続いた趣味もあります。今回はそれらを基に自己分析をしてみました。

目次

ゲーム

僕の人生を語るにあたって絶対に外せないもの。それがゲームです。
出会いは3歳の頃。といっても始めた時の明確な記憶はありません。気が付いたらゲームをしていました。

初めてしたゲームはこちら。スーパーファミコンの「スーパーマリオワールド」です。
今なお世界中で愛されている超々名作で、当時両親がやっていたので僕もさせてもらっていました。

ゲームをするまではお絵描きとかレゴブロックとかで遊んでいましたが、ゲームを知った途端一気にその世界にのめりこんでいきました。単純に面白かったからっていうのもあるんですが、両親の反応があったからというのが大きいと思います。

それまでの遊びでも反応はあったんですが、両親からするとゲームは「自分たちと同じものをしている」っていう点で反応が大きかったのだと思います。
最初はゲームで遊んでいること自体に反応してもらえていたのですが、しだいに上手くゲームできる事を褒められるようになり、それに気を良くしてさらにゲームをし、さらに上手くなっていく・・・。というループでした。

3歳から幼稚園児の間はそんな感じで家庭内での話だったんですが、小学校に上がると周囲の友達と遊ぶようになります。
冒頭で書いた通り、特に興味のない事に関しては輪の中に入らず個人プレイだった僕ですがゲームとなると話は全く違いました。

これですねー。このゲームに出会ったことで間違いなく僕の人生は変わりました。
大乱闘スマッシュブラザーズDX
このゲームの何がそんなにデカい影響を与えたかというと対戦ゲームという点です。一人じゃできないんですよこれ!
まあ実際は練習とかやりこみ要素のために一人でもだいぶやったんですけど、一番楽しかったのはやっぱり友達と一緒に遊んでいた時です。

何が楽しいって勝っても負けてもモチベが湧くことなんですよね。


勝ったら
「おまえ強いなー!」って遊んだ友達が称賛してくれる。もっと勝ちたくなって練習する。
負けたら
「あいつ強いな!よし、次は絶対負けない!」ってなってもっとゲームにのめり込む。

もちろんこれだけじゃなく別のゲームもやりましたが、中学生になって次のスマブラがでるまではずっーーーとやり続けてました。
そしてスマブラもずっとやり込んでいたこの頃、もう一つ大きな出会いがありました。

これもまた聞いたことの無い人はいないであろう超大人気シリーズ「ポケットモンスター」から「ダイヤモンド・パール」。僕はダイヤモンドverを選びました。最初の1匹はポッチャマです。かわいいから。

ポケモンも対戦ができるゲームなのですがスマブラに比べるとその色は薄く、少なくとも小学生の間はストーリーを楽しむという面が強いゲームでした。
それならなぜこのゲームが大きな出会いたりえたのか。それはスマブラとはまた違った形で友達と関われるゲームだったからです。

ポケモンというゲームは作品ごとに違いはあれど、本筋は「自分のポケモンを強くして敵を倒し、多くのポケモンと出会う」というものです。
この「ポケモンと出会う」というのが大きなポイントで、他者とのコミュニケーションを生む仕組みになっています。

画像にある通り「ダイヤモンド」と「パール」の2つのバージョンがあるのですが、登場するポケモンの中には片方のバージョンにしか出現しないやつがいたりします。
つまり全てのポケモンに出会うには自分の持っていない方のバージョンをしている人と協力しないといけないのです!

この仕組みは大きかった!積極的に人に話しかけるタイプではなかったとはいえ、
ゲームを完全にクリアしたい!
という欲には逆らえず同じクラスの同級生はもちろん、話したことのない他学年の子ともゲームで繋がりました。
いやー今では考えられない。

結論

印象に残ったゲームを3つ紹介してきましたが、どう印象に残ったのかを改めて考えた結果、

「他者からの反応、関わりがあるかどうか」

が一つのポイントなのかな、と思います。
人から反応があるから、関わるから続けようかなと思う。続けるモチベが湧く。

この結論に至った根拠として挙げられることがもう一つあります。
先ほど印象に残った作品として挙げたマリオやポケモンですが、今はやっていないんです。
もちろん当時の作品をしているって意味じゃなくて、同じシリーズの最新作などには手をだしていないっていう意味です。

ポケモンの最新作については購入はしているのですが途中で辞めてしまいました。どうしてもクリアまでやりきるモチベーションが湧かなかった。

大人になってしまった今、周りに同じゲームをしている人がほとんどいない。
クリアしたところでその喜びを分かち合える人がいないためだと思います。
同様の理由で、対戦要素がなくストーリーを楽しむタイプのゲームはほとんどやらなくなってしまいました。

スマブラは今も続けているのですが、それはオンラインで対戦ができるから。それと対戦できる友達がいるからです。

僕が何かを継続するためには「人からの反響、関わり」が必須。
何かを続けたいならそれを自分の中に押しとどめるのではなく周囲に開示し、また他者の開示に対しても反応を出していくべきなのだと考えます。

つまり最終的にどうなるのかと言うと・・・


でした。それでは次回のブログでお会いしましょう!

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