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尺に触れる話。2020/06/28

四国のお芝居に見る舞台装置の面白さ わりと真面目に装置の話

 

演劇の話ってやっぱり役者さん関連の話題が多いと思うんですけど、僕の場合はやっぱり装置関係の話が良いかなと。

 

演劇の舞台装置って長さの単位が尺貫法が多いんですよ。

 

「尺貫法って何よ?」

 

うーん、詳しくはwikipediaで調べて貰うと間違いないと思うんですけど、簡単に言うと日本で昔から使われていた長さの単位です。

 

ですが僕の場合は本業が機械の枠組みとか作ってる仕事なのでメートル法でモノを作ります。

なので舞台でよく使われる“サブロク”は909ミリ×1818ミリです。

 

よくわかんないですね。

 

このように基本は尺貫法なんですが、作るひとによって独自の技術とか製法があるよっていうのが今回のお話です。

 

たとえば同じ四国の香川の劇団さんはバッキバキに尺貫法で物作りされてます。

以前お手伝いをさせてもらった経験があるのですが手持ちのJIS企画のメジャー(と言わずに僕はスケールと言う)

じゃ訳わかんないんでそのために尺貫法のメジャーを買いました。

 

かと思えば高知のある劇団さんは本業で店舗設計をされている方が舞台装置を作っていらっしゃてて、こちらは設計図(と言わずに僕は図面と言う)を駆使して舞台装置を作られていました。

さらには劇場の模型まで製作されていて本番の遥か前に小さな舞台装置を小さな劇場に組まれると言う流石の技術でこれまた驚いたもんでした。

 

打って変わって愛媛の某劇団さんは舞台装置がまるでLEGOブロックのよう。

100均で売ってるようなフロアマット(?)を組み合わせて抽象的ながらもなるほど技の効いた工夫が面白かったり。

他にも敢えて装飾を厳選して魅せる舞台など、劇場の構成をうまく活用しつつポイントを抑えた空間造りなど学ぶことの多い場所ですね。

 

それで徳島の舞台装置は?と聞かれるとこれまた話し出すと長くなるのですが、『見えるところ』も『見えないところ』も美しいんです!

客席から『見えるところ』はもちろんなのですが、舞台の裏、例えば人形立てと呼ばれる、パネルを立てるための支柱、とでも言いましょうか。これの造りが綺麗過ぎる!

とはいえ過去の公演で酷使されているのでビス穴や釘穴だらけでボッコボコなのですが、その歴史ある姿がさながら百戦錬磨の老戦士のような貫禄を纏っている気配を感じます。

 

(ここまで書いてて今どれくらいのひとがついて来れてるのか不安)

 

また徳島の舞台装置は基本的にコーススレッドを使いません。(いわゆる木ネジ)

ほぼ『釘』!

 

これには流石にTONEのナグリ(と言わずに僕はハンマーと言う)を新調しました。

まだまだ話したいことは尽きないんですが今午前2:20なんでここらでやめときます。

舞台って役者さんだけじゃなくて見るとこいっぱいあって面白いですよね!

僕はそういうところが好き。

 

また今度!

 

写真は徳島の『文化の森イベントホール』の写真。このホールも仕掛けがカッコよくて大好きです。

 

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