遠き山に日は落ちて

年賀状を書かなくなって久しいので、こういったブログ・SNSに投稿する文章がもっぱら暮れと年始の挨拶になっています。

皆さまお久しぶりです、劇団まんまる広報の清水宏香です。

11月12日(日) 徳島12ヶ月連続即興二人芝居公演「4247」3回目 
12月9日(土)10日(日) マエカブ演劇フェスティバルin琴平
12月17日(日) 徳島12ヶ月連続即興二人芝居公演「4247」4回目
12月23日(土) ロックフェス「若者たち2023」

バタバタとしている間に、何と4つもの舞台が終わりました!わお!

「4247」については前々回の記事をご覧ください!
なお、次回は1月21日(日)です!

まずは「カブフェスin琴平」から振り返りましょう。


カブフェスは毎年秋頃高松市で開催されている、香川の株式劇団マエカブさん主催の演劇フェスなんですが、今回初めて琴平で開催、徳島の私たちも呼んでいただきました。
香川、高知、愛媛、大阪、長崎・・・と各地の劇団が集い、短編を上演。場所は琴平の中でもあの初詣で賑わう「こんぴらさん」にあるお店や休憩所です。普段は劇場では無い所での上演は難しい点もありましたが、刺激的でした。何より、街を盛り上げようとする人々の心意気が素晴らしいですね!


琴平では一昨年より、こんぴら大演劇イマーシブシアター「伝説の富くじ」という、街歩きと演劇を組み合わせたイベントを定期的に開催しており、劇団まんまる座長丸山も、街歩きしながら人々を導く重要な役どころとして出演しています。どんどんこんぴらさんの事に詳しくなってってます。
街の中で行う演劇フェスは、確実にその場所を好きにさせてくれますね。実際ウチの劇団員もこんぴらさんの参道でお土産物を買い込んでました。

「伝説の富くじ」についてはこちらの動画をご覧ください!

その次は、「若者たち2023」です。
徳島clubGRINDHOUSE長谷川店長が開催してきた、徳島のバンドやGRINDHOUSEゆかりのバンドが多く出演する、音楽フェスです。
なぜそんな音楽フェスに私たち劇団が出演するのか?
ご近所さんだからです!
は、半分冗談ですが(実際、GRINDHOUSEの裏通りに劇団まんまるのアトリエがあります)、2020年の若者たちの際に声をかけていただき、それ以来夏の「山の日企画」にも呼んで貰ったりと、仲良くさせていただいています。
ライブキッズ、アイドルヲタさんに交じって演劇を熱演してきました。同ジャンルではないけどお笑い枠で出演の中山女子短期大学さんの存在が何だか心強かったです!


さて、カブフェス・若者たち双方共通するのは、「演劇/音楽といったサブカルチャーで街を活気づけたい」という想い。

徳島には何もない。
音楽も演劇も、とにかくツアーから外されがち。特に演劇なんて上演する場所自体なくて無理ゲー。
そんな悲惨な声もたくさんあるけど、実際に潜りこんでいくとおもっしょい人がいっぱいおる。
皆で集まって行動を起こせば、何かが変わるかもしれない。
なんて、甘いのかもしれません。現実には若者たちのクラファンは苦戦してるし、我々の劇団まんまるのアトリエくまは雨漏りも直せません。
それでも。火を消すことなく走り続けるのです。


だって、大好きだから。

これがなくなれば刺激のない日常。

私たち劇団まんまるがカブフェスと若者たちで上演した作品、「最愛の愛妻」は、ある日突然家に脅迫状が届いたところから始まり、盗まれたらしい大切なものを巡って夫婦とお隣の奥さんが大騒ぎするシュールコメディです。
盗まれた物は実は夫婦のいつもの生活、なのですが、そんな日常は燃え盛る火あってこそ価値がある。
日常を輝かせてくれる火を、灯し続けます。

2023年もありがとうございました、2024年も宜しくお願いします!

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あっ!
「若者たち2023」クラウドファウンディングが12月31日(日)まで続きます!
ぜひあなたも火を焚べてください!

劇団まんまるもお金ください!GRINDHOUSEの裏側なんでさしずめ裏金です!

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