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「自分ごと」のこと2019/05/06

GW最終日にブログを書く。
こんにちは安藤です。

 

皆さま、2019年5月6日をいかがお過ごしでしょうか。
GWなんて知らないよ10連勤だよという人もいれば、
長い休みを終えて、明日から仕事再開の人もいるのではないでしょうか。

 

僕も明日から仕事が始まります。
考えたくないですねー考えたくないですよ。
もう既に5月病にかかっている気配があります。

 

連休の間にやりたかった事はやりきったのですが、
やはり朝から夜まで自由に使える日々というのは何物にも代えられない。
素敵なものだと思うのです。

 

今回経験した自由な日々を、より多く味わうために。
やりたいことにじっくりと時間をかけられる。
そんな日々を過ごすために。

 

まずは次の楽しみを見つけないと。
まんまるはマエカブさんとの合同公演がありますね。
その他にも色々と動いているようです。

 

 

 

今回のブログは「拠点」について書こうと思っていたのですが、
GWに劇団LINEを通じて「自分ごと」というキーワードが浮かんできたので、
今回は「自分ごと」について書きます。

 

自分ごと、自分のこと。
私のことだと思って物事に関わること。
自分が居るから物事が進む。
自分が居ないと物事が進まない。

 

そう信じて、或いは実際にそうだから、
自分から動くこと。
考えて手を動かすこと。
筋道を立てて、行動していくこと。

 

では、演劇に於ける「自分ごと」とは何でしょう。
表現活動を「自分ごと」にする為には、
まず自分のことだと思い込む為には、
一体何が必要なのでしょう。
何をどうすればいいのでしょう。

 

 

僕の考える「自分ごと」とは、
他の誰でもない、自分自身が一日の中の時間を割いて、
寝ている間以外、もしかしたら寝ている間も、
頭の中で考えていること。手を動かしていること。
心が考えたいと思い、動きたいと感じてることです。

 

一日中演劇のことを考えていれば、
その人の自分ごとは演劇のことだし、
一日の中の10分、演劇について集中する時間があれば、
その人の自分ごとも演劇のことかもしれません。

 

演劇って、表現活動って、
目に見えて残らないし、今芝居や表現に携わっているこの瞬間も、
本当に「自分ごと」としてもの作りに関わっているかどうか、
確信が持てない。

 

一瞬一瞬で消えていく空気のようなものを作っているから。
今、出来た!と実感したものも、1秒後には次の課題へと変わっていくから。
一度終わった舞台と全く同じものは二度と作れないから。
本番が終われば、役割も変わっていくから。

 

 

目に見えないのに自分ごととは何ぞや。
と、19〜20歳の頃の自分なら思ったでしょう。
何のこっちゃ。そんなこと言われてもなあ。
そう感じていた筈です。

 

でも今は「自分ごと」にする大切さが少しだけ分かる。

 

「自分ごと」って「好きなこと」なんです。
どんなつらい時やしんどい時があっても、
最後にはやっぱり好きだから続けてしまう。
そういうものの事なのです。

 

出来なかったことが出来るようになったから。
分からなかった物語の面白さが分かり始めたから。
憧れのあの人に近づきたいから。
終演後のお客さんの表情が忘れられないから。
好きな人の笑顔を見たいから。

 

「好きなこと」は「続けたいこと」でもあります。
走り抜けて、少し休んで、また走りたくなって、準備運動を始めて。
どうして続けたいのって聞かれるとそれは、
好きなことを続けている時の自分が好きだから。
続けることが自信に繋がるから。
人から素敵だと褒めて貰えるから。

 

続けることで届けたい誰かがいるから。

 

 

好きなことを見つけましょうとか、
無理矢理好きなことを引っ張って、広げてみようとか、
そういう種類の話ではなくて、

 

自分はなぜこの服を選んで着ているのだろう。
この色を、この生地を好きになったきっかけがあるのではないか。
落ち着くから着ている。ではなぜ落ち着くのだろう。
と、自分の「好きなこと」をどんどん掘り下げていく。

 

「好き」を掘り下げて考えることが
本当に自分の好きなことを見つけて「自分ごと」にしていく道だと思うのです。
しんどい作業を、時には倒れそうになるまで踏ん張れるのは、
今つらくても、どんなに面倒でもそれを成し遂げた後の未来が素敵に思えるから。
それはもう、どんなものよりも輝いて見えるから。

 

100%の力を注いだ後の未来と、
30%の力を注いだ後の未来では、
明らかに違いがあって、過去に戻ってやり直すことが出来ないから。
後悔したくないから、今100%の力を注ぐ。

 

好きなことを続けるのは、それがいつか誰かに届いた時、
自分の自信にも繋がります。

 

自信を持って好きだと言える。
好きだから自信を持てる。

 

私と誰かの「自分ごと」の間に隔たりを感じるのであれば、
それは「好きなこと」について一日の中で費やしている時間の差と、
今目の前に置かれてある「自分ごと」を手に取って、
成し遂げた後の未来がはっきりと見えているのか、
雰囲気としてぼんやりと見えているのかの差なのです。

 

 

僕の「自分ごと」は「写真」です。
写真表現と、その周りにあるもの全てが「自分ごと」です。
好きな物語を明日も続けたいから、
届けたい相手がいるから、
今日も考えて、手を動かします。

 

しんどい事は多いけど、
疲れることも一段と増えたけど、
何とかなるだろうという根拠のない自信と、
これまでも何とかしてきたという
根拠のある自信が混ざり合っているから、
大丈夫。

 

まんまるの活動とリンクするように、
僕の方の拠点作りも少しずつ進んでいます。

 

また別のお話にて。
それでは。

 

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