通し稽古と輝きの話

 

先日は通し稽古を撮りました。
まんまるに正規メンバーとして入って、通し稽古を撮るのは今回が初めてです。

 

今、練習が終わった後に家に帰ってこの文章を打っています。
時計は夜の2時20分を差していますが、何だか興奮して眠れません。

 

 

役者さんや演出、関わるスタッフ達の緊張感や意気込みがファインダーを通して伝わってきます。

 

皆それぞれの想いを持って練習に臨んでいて、
舞台の物語となる空間をひとつひとつ形にしていってます。

 

 

公演の最後をどんな気持ちで迎えられるかなんて、
実際に本番当日がやってきて、2日間で2回の公演を終えてみないと分からなくて、

 

そもそも劇団に入って、多くの人と関わり合って芝居作りをやっているなんて、
冷静に考えてみると何だか不思議なことで、先が見えなくて不安になる時もあるけど、

 

 

本番当日に舞台に立っている、長いようで短い一瞬、
照明の光を浴びているほんのひと時、
その空間の中にいる誰よりも役者さんは輝いていて、
それはもう本当に文字通り光が差して輝いています。

 

 

そうして舞台の上で得た輝きは、
公演が終わっても自分の家に、普段の生活に持って帰ることが出来る。
日常の、誰も気づかないような所から差している光のことを、
これまで何度も舞台に立っている人達はきっと知っているのだと思います。

 

 


【勝手に他己紹介】

 

今回の公演の演出である大木氏を中心に、今日も稽古は進みます。

 

大木氏が役者陣に投げかける熱の込もった数々の言葉の裏側には、芝居作りにかける情熱と、
劇団員を育てる為のアツアツのマグマのような優しさが含まれています。

 

個人的に知っている人の中では「いつ寝てるのか謎な人」ランキング上位に入っています。
しかし彼も人の子(だと思う)ですから、家に帰るとスヤァ…と眠っているはずです。

 

彼が学校の担任の先生なら、運動会(もしくは文化祭)の時に最強のクラスが出来上がるでしょう。

 

 

安藤でした。

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