箱根駅伝

今年の総合優勝校は東海大学でしたね。
往路は東洋、復路は青学。
つまり、1つの学校がダントツだった
訳ではないということ。
みんな同じような力がある。

 

この舞台に立つまでにそれぞれの学校、
個人もいろんなドラマがあるはず。

 

今年は棄権チームはなかったから本当に
良かった。
脱水でふらふらになりながら、
怪我で足を引きずりながら走る姿。
テレビをみながら、胸が締め付けられた。
何年か前には複数校棄権になった年もあった。

 

繰り上げスタートは仕方がないけど、
ずっとつないだ襷がつなげないつらさ…
渡すはずの仲間がもう出発してしまってる、
時間が来てしまえば、
たとえ目の前まで来ていても
次の選手は走らなければならない。

 

優勝争いももちろんだけど、
シード権争いの方が熾烈な争いに
なることが圧倒的に多い。
10位と11位のとてつもなく大きな差。

 

リアルタイムですべてみることは時間的に
難しくて、途中でラジオだったり、
ニュースでみたりする。

 

小学生の頃とかは凄い年上の人が走ってる
って思ってたけど、今や自分の年の半分位の子が
走ってる。

 

私は中学校の時だけ2年間駅伝を体験した。
掛け持ちでする学校だったから他に部活を
しながらで、私の学年は最初から最後までした
女子のメンバーは私も含め3人。
みんなそれぞれ、不調があって、
主な部活との関係もあったりで
泣きながら顧問の先生に
もう無理だ
と言いに行ったこともあった。
私たちの時は女子は三キロかニキロ。
箱根駅伝で走ってる距離とは比べものにならない。
でも、襷をつなぐあの感覚は本当にいろんな
思いが詰まっていると思う。
陸上の個人距離とは大きく違う。
私は当時、とてつもないプレッシャーを
感じた。
個人競技なら自分だけが棄権になることが
駅伝だと、全員に関係してくる。
私はいつも、大会当日のタイムが悪くて本当に
大会のたびに怖かった。
忘れもしない、2年の県大会は本当に最悪で
泣いてみんなに謝ったのは今でも思い出される
苦い思い出だ。
決して強豪校とかではなかったし、私自身走るのが
速かった訳でもないし、
走るのが好きだった訳でもない。

 

なんで何回もやめようと思って、
結局引退まで走りきったのか
今でも謎だけど、
少しでも、なんだか笑った瞬間が
あったのは確かだ。

 

優しくて、面白い先輩と
面白くて可愛らしい後輩がいた。
主な部活は違う人達だったけど
一緒に頑張ったことは間違いない。
先生にも助けてもらった。
辛かったけど、なんとかやれたのは
そんな人達がいたからなんだろうかな?

 

箱根駅伝…また来年、泣きながら
見ちゃうんだろうな。

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