8月1日・2日、9日・10日・11日の5日間に渡って開催された
「演劇大学in徳島」。
今年は新型コロナウィルス感染拡大の状況を鑑み、全国初!
全てをオンラインで行いました。
講師の一人もおっしゃっていました、
「夏くらいになったら何とか開催出来る様になってるんじゃ無いか、と思っていた」
実行委員会が動き始めたのは3月頃。
本当に先行きが判らない中でした。
でも、世の中にオンラインワークやレッスンが浸透して行っていたのを受け、こちらも早々にオンラインに舵を切る事にしました。
結果、これが功を奏した訳です。
しかし、終わってみると、オンラインで不可能な事はほとんど無かった様に感じます。
強いていうならば講師と連日連夜の飲み会くらいでしょうか(これ結構残念)。
私は実行委員として長期戯曲講座や派遣型演出家育成講座を時々覗かせて貰いつつ、朗読講座の全コマのサポートをしておりましたが、
いずれの受講生も、会えない分集中して学ぼうという姿勢があった様に見えました。
朗読講座の中で講師の明樹さんが話していた言葉。
「演劇歴の長短に関わらず、私たちは人生を生きてきている。それを材料に、自分が喋る様に喋ったらいい。」
「私たちが表現する事と生きていく事は共通している。」
今の時代を私たちは紛れも無く生きている訳で、
特に今、コロナとか猛暑とかお祭りとしての阿波おどりが無いとか色々思う事多いでしょうが、それもまた経験の一つなんだなと。
この感覚もまたいつか表現者として活かせられる様、しっかり感じて覚えておきたいと思いました。
それが私が得た、大人の夏休み・演劇大学での宿題(嬉しいヤツです)。
それにしても今年は座談会の司会に朗読講座のプロンプに閉会式に、そして随時SNSで情報投稿と、去年よりもいっぱい仕事した気がします。
それは夫の丸山もです。すごい頑張ってました。
ていうか今も頑張ってるんです。終わらない演劇大学。
演劇には、直接的に人の命を救う力は無いけれど。
物や人の見え方が変わったりする、人生を照らしてくれる光みたいな力はあるので、学んで損は無いですよ。
気になっている方は、来年・・・と言わず、秋に開催される「演劇大学inしまね」を是非受講してみましょう。
次は私も受講生だー!!!