冬が終わって、春の風が吹いて、
雨の季節を過ぎれば、次にやってくるのはそう、夏。
太陽の照りつける日々ですよ。
冬眠はしないけど、夏眠はしたい。
こんにちは安藤です。
乱歩や沢山のこと、お疲れ様でした。
意識していないと日々はただ流れていくけど、
流れていく日々の中で少し不思議な、
艶やかな、妖しい雰囲気のあるお芝居でした。
雨の季節にピッタリの質感や、湿度がありました。
そう、湿度が印象的だったんですよ(乱歩の話)
何と言葉にすればいいものか。あの空気感。
香川の人達の持つ爽やかでシャンとした雰囲気と、
徳島の人達の持つ大らかな渦のような性質が、
うまく合わさっていたような気がします。
大正館という場所も良かったのだと思います。
少し寂しげで、あたたかくて。
写真も沢山撮らせて貰って、
忘れられない一日となりました。
何かある度に思い出すでしょう。
雨が上がって、涼しい夜が終わってしまうのは
名残惜しすぎるけど、夏が来ますね。
まんまるにも新しい風が吹きそうです。
秋田町のあの場所から。
個人的にとても気に入っている、あの猥雑な場所から。
生きることと消えていくことの両方のある、あの場所から。
面白いものが生まれそうです。
大正館の周りと、
新稽古場の周りでポートレート撮りたい。
安藤でした。
それではまた。